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2014.08.26 Vol.21 New Moon / for 288 greenz people
鈴木菜央のクラウドファンディングは残り7日、ぜひみなさまもご協力を◎
今回も greenz people のみなさまに、「グリーンズのつくり方」をお届けします。
 
<vol.21>の目次

FEATURE / 並河進さんと話す「"人文系ソーシャルイノベーター"とは」
SCENES / DIY、桜島、リノベスクール...近ごろのグリーンズ
COMMUNITY / 渡邊めぐみさんに聞く「アシスタントとして実現したいこと」
Q&A / 編集長の鈴木菜央に質問です「名前の由来は?」
 
 

FEATURE

”人文系ソーシャルイノベーター”って何だろう?
並河進さんに聞く「言葉の力とソーシャルデザイン」

with Susumu Namikawa / interview by YOSH


こんにちは!グリーンズ編集長の兼松です。

私ごとですが、2016年より、京都精華大学人文学部の特任講師として、
「ソーシャルデザイン・プログラム(社会創造演習)」という必修科目を
担当させていただくことになりました。

そこで今、掘り下げていきたいと思っているのが、
「人文系ソーシャルイノベーター」というキーワードです。

人と人のあいだの物語を紡いで新ブランドを立ち上げたり、
地域の歴史を踏まえてまちづくりに関わったり…
これからの社会に必要とされる新しい文系の仕事像とは?

まだまだざっくりとしているからこそ、
「まずはいろいろな人と話をしてみたい!」ということで、
今回はコピーライターの並河進さんにお話を聞いてみました。(YOSH)


 

コピーライターの並河進さん
 
YOSH 今日は、よろしくおねがいします!
お忙しいところありがとうございます。
 
並河さん こちらこそ、よろしくお願いします。
 
YOSH 並河さんは”ソーシャルデザイン”をキーワードに、
さまざまなプロジェクトを仕掛けていますが、
先日、詩の展示も開催されましたよね。
 
並河さん little stones in panic forest」ですね。
あれは僕がパニック障害に苦しんでいた
2010年後半から2012年前半までに、
浮かんできた言葉をまとめたものでした。

僕がそういう経験をできたからこそ、
心の病になった人への処方箋として、
言葉も役立てられるんじゃないかなと。
 
YOSH それに合わせて、詩集も出されていて、
詩人としてとコピーライターとしてと、
その行き来が素晴らしいなあと
思って見ていました。

というのも、詩人や小説家のような人が、
分野を越境して社会問題の解決にも関わるのって、
最近の日本では、あまり例がないように
感じているんです。
僕が知らないだけかもしれませんが…
 
並河さん そういわれると、そうかもしれませんね。
 
YOSH もちろん、いとうせいこうさんのように、
強い問題意識を持ちながら
執筆されている方もいますし、
さまざまな社会運動の呼びかけ人に、
著名な方が名を連ねることはあると思います。

でも、アーティストやデザイナーによる、
ソーシャルデザイン的なプロジェクトが
最近、自然と増えているように、
もっと人文系の才能をいかしたプロジェクトも、
増えていってもいいような気がしていて。
 
並河さん なるほど。今はまだ、人文系とか文学って、
趣味的な響きがあるのかもしれませんね。

僕は、ソーシャルデザインにおける、
言葉の力って、2つあると思っているんです。
 
YOSH というと?
 
並河さん ひとつは「ビジョンを可視化する力」。
これは、未来のイメージを言葉という
ツールを使って鮮やかに描き出すことで、
プロジェクトに方向性と推進力を与える、ということ。

もうひとつは「問題を解決する力」。
言葉そのものが、誰かの心に作用して、
変化を起こし、問題を解決していく、
ということです。
 
YOSH なるほど。
 
並河さん 詩とかは特にそうですが、
すべての言葉が目的を持っている必要はなくて、
自分の表現したいものを突き詰めたからこそ、
ふとしたときに他の誰かに響いて、
結果的に目的を果たすこともある。

全曲が社会のために役立つ
「ソーシャルグッドソング全集」って
打ち出されていても、つまらないしね(笑)
 
YOSH そうですね(笑)
 
並河さん 一方で、言葉は、コンセプトを明確にしたり、
直接的に表現していくこともできる。
そのバランスが大事なんだと重います。

ちなみに今回の詩集は自費出版で、
詩だけでなく、デザインから入稿まで、
自分一人で一からつくってみたんです。

さっき、心の病になった人への処方箋として、
と言いましたけど、それも最初から
明確にあったわけではなくて。
実際そのときは単純に辛かったですから。
 
YOSH 僕も人生でいろんな経験をしてきましたが、
そういうときにしか出てこない言葉って、
ありますね。
 
並河さん そうですね。若い時も含めて、
自分に変化が起きているときの
そのときにしか生まれない言葉の
独特な強さもあるんだと思います。
 
 

詩展「little stones in panic forest」
 
YOSH 「ソーシャルデザイン」をテーマに、
たくさんワークショップを開催されていますが、
どんなことをやっているんですか?
 
並河さん 最近よくやるのは、
まず「なんとかしたいと思う課題を、
わーっと書き出してみましょう」というものです。

で、書き出したらいったん全部忘れて、
次に、自分が好きなこと、やりたいことを
書き出してもらう。

最終的には、「社会課題」と
「自分の好きなこと、やりたいこと」を組み合わせて、
プロジェクトを考えていくんですが、
強引に掛けあわせてみるだけでも
たくさんの発見があるんですよね。
 
YOSH 面白そうですね。
 
並河さん 社会問題を考えるためには、
俯瞰的な視野は大切ですが、
それだけだと頭でっかちで、
固いものになりがちです。

だからこそ、個人的な視点も、
大切にするようにしています。
 
YOSH なるほど。
 
並河さん ちなみにコピーライターの話をすると、
コピーをうまく書くために必要なのは、
技術とそれを身につけるための練習なんですよ。

自分の心に浮かんだ事を、
普通に言葉にしようと思っても、
心に浮かんだ事に対して、言葉のほうが
どうしても軽くなってしまう。

本当は心の中に浮かんできた想いには、
たくさんのコンテクストが含まれているはずなのに、
そのまま言葉にしてしまうと、
それがこぼれてしまう。

想いと言葉をできるだけ
近づくようにしていく文法は、
もっと大学でも教えていいのかも、と思います。
 
YOSH 確かにコピーを学べる大学って少なそう。
 
並河さん 言葉の練習でぜひやってみてほしいのは、
一つのことを違うパターンで
たくさん書いていくことですね。

たとえば誰にでもいいから手紙を書いてみる。
一回書いてみた手紙を読み直してみて、
感傷的な内容になってしまったのならば、
もう少しさらりと書いてみたりとか。

伝える内容は全く同じでいいんですが、
伝える方法を変えてみる。

すると実は、「伝え方」によって、
「内容」さえも別のものに
感じることが分かってくるし、
言葉にできないような匂いや感覚的なことも、
言葉に込めることができる。

それはいい練習になると思います。
 
YOSH いいですね。
長嶋茂雄的とか?(笑)
 
並河さん いっぱい擬音が入るようなね(笑)
 
YOSH 今の話はレーモン・クノーの、
『文体演習』とも通じますね。
 
並河さん まさに。その文体だと「めっちゃ楽しそう」とか、
「これはイマイチだな」とかいろいろ見えてくる。

まずはそうやって語彙を増やしたり、
言葉のレンジを広げていくことが
すごく大事だと思います。
 
 

「千のトイレプロジェクト」のポスター(greenz.jp記事より)
 
YOSH お話を伺っていると、並河さんの肩書きは
コピーライターですが、今までとはまったく違う、
新たな仕事像をつくっていますよね。

ネピアの「千のトイレプロジェクト」などは、
企業広告なのに、トイレへの意識を変える
ワークショップを東ティモールで開催していたり、
一方で、子どもたちがプールで遊んだりできるように、
除染活動をする「ごしごし福島基金」を
クラウドファンディングで立ち上げたり。
 
並河さん 自分でもときどき「僕の仕事は
コピーライターじゃないのかも」って
思うときがあるんですが、
でもどこかでやっぱり
コピーライターなんですよね。

例えば、場づくりひとつにしても、
朝日新聞とのプロジェクトでは、
Blue Table」というプロジェクト名をつけて、
青い丸いテーブルを企業、学生、著名人が
みんなで囲んで話しあうようにしました。

上から見ると、青い地球を
囲んでいるように見えるから、いいなと思って。

別に、そんな風にしないで、
「円卓会議」とか「協議会」とかでもいいんです。
でも、Blue Tableと名前をつけることで、
参加する人たちの意識をちょっと変えることができる。

詩のような言葉を使うことで、
個人の気持ちを持ち寄る場に変えることもできるし、
ときにロジカルな言葉を使って、
きちんと説明することもできる。

その橋渡しをコピーライターはできるんです。
 
YOSH 詩人とコピーライターを行き来することで、
共感とロジックのバランスを
とることができるんですね。
 
並河さん 最近はインフォグラフィックスが
注目されていますが、全体を俯瞰して、
ロジカルに解決策を見つけていくことは
インフォグラフィックスの得意なところだと思います。

一方で、それを実行する上で、
一人の人間としてイキイキできるか、
ということも大切なわけで、
そこに文学や言葉の力が
役立つのではないでしょうか。
 
YOSH 小説も漫画も、登場人物に感情移入して、
疑似体験することで、
豊かな気持ちになりますよね。

最近は、それをフィクションではなく、
この現実で体験できる場を、
増やしていきたいと思っていて。

それは元々シナリオライターで
街に素敵なサプライズを仕掛けるプロジェクト
サンタのよめ」をやっている
妻の真紀さんからの影響なんです。

例えば僕が物語の登場人物のひとりとして
サンタのコスプレで真夏の六本木とかで
風船を配っていると、
子どもに対してのふるまいを通じて、
「僕にもこんな優しい面があったんだ」って
意外な発見に気付かされる。

物語に関わることで、本当は秘めていた
自分の大好きな一面が引き出されることも
あると思うんです。
 
並河さん 物語を通して人に変化が起きることには、
とても興味があります。そもそも言葉に、
そういう力があると思っていて。

僕も演劇をやっていたんですが、
登場人物の言葉を発することで、
もともとそんなことを思っていなかったのに、
自分の心の中で変化が起こることはありました。
 
YOSH そうなんですね。

例えば、子どもたちに家庭菜園を広めるために、
「実はこの野菜の種は、地球のどこかにある
世界樹から妖精が届けてきてくれたもの。
だから、あなたが野菜を育てることは、
その木とつながっていることになるんだよ」といえば、
もっと深い気持ちで
野菜を育てようとするかもしれない。

そんな話を真紀さんとよくしていて。
 
並河さん おもしろいですね。
そう考えると世界の神話も日本の昔話も、
そういう役割があったんだろうなあ。

物語の世界の中に入りこんで、
体験することで、実際の世界における
行動も変わっていく。

そして、その方法を、
物語の形で伝承していく。

それこそ兼松さんのいう、
「人文系ソーシャルイノベーター」の仕事
なのかもしれませんね。
 
YOSH そうですね。
まだまだ模索中の段階ですが、
並河さんとお話できて、
少し整理できたように思います。

引き続き大学の授業づくりに、
アドバイスなどいただけると嬉しいです。
今日はありがとうございました!
 
 


SCENES

トレーラーハウス、桜島、リノベーションスクール...
近ごろのグリーンズの風景

selected by Nao, Yosh and Ono

 

2014年8月14日(木) いすみにて
DIY姉妹。トレーラーハウスの階段づくり。
オフグリッドな暮らしを目指してます。(菜央)
 

2014年8月18日(月) 鹿児島にて
桜島から朝日(YOSH)
 

2014年8月25日(月) 北九州にて
リノベ業界のトップランナーのみなさんとフグ屋の道里。あんな量のフグ、初めて食べた。
しかも何事かと思うぐらい安いし、ウマい。リノベーションスクールの思ひで。(小野)


 


COMMUNITY

greenz people担当アシスタント渡邊めぐみさんに聞く
「アシスタントとして実現したいこと」

with Megumi Watanabe / interview by Kota


昨年、手探りのなかでスタートした「greenz people」は、
おかげさまでもうすぐ300名を突破できそうな状況です、感謝!

この秋にはマーケティング担当のメンバーも採用し、
日本にはまだあまり例のない、寄付会員に支えていただくメディアづくりに、
引き続き挑戦していきたいと思っています。

そこで今回は、greenz people担当アシスタントの渡邊めぐみさんに、
ご自身のこれまでの活動とgreenz peopleへの思いについて伺いました。(コウタ)


 

アシスタントの渡邊めぐみさん
 
コウタ 今日は、よろしくおねがいします。
渡邊さんは、グリーンズのメンバーになる前からも、
いろいろな活動をされていますよね。
 
渡邊さん 慶應義塾大学が港区と共同運営している、
芝の家」に参加したのがはじまりですね。

そこで、大学生という同世代の集まりではなく、
幅広い世代の人々と触れ合う機会があることに
ホッとしたんです。
 
コウタ ホッとしたというと?
 
渡邊さん 同世代の集まりだけで生活していると
視野が狭まっていくし、「自分らしさ」が
周りによって形成されていくことに気づくんですね。

私自身も、それに無理してハマろうとしていた
時期があったんですが、芝の家の経験のおかげで、
「そうじゃなくていいんだ」と気づきました。

そして、その後「Social Innovation in Seattle」という
プログラムに参加して、一ヶ月間シアトルで
インターンをしたことも大きな衝撃でした。
 
コウタ それは、どのようなものだったんですか?
 
渡邊さん 海外に行く前、私は日本の成熟した社会に
飽和状態のようなものを感じていて、
いい未来を具体的に思い描けていなかったんです。

でも、シアトルに行ったら暮らしのあらゆる場面に
ソーシャルグッドを実践する機会があり、
「もっと過ごしやすい社会ってつくれるんだ」とか、
ひとりひとりの取り組みで未来は良い方向に
つながっていくということを知ることができたんです。
 
コウタ それは、まさにグリーンズのビジョンと重なりますね。
 
渡邊さん そうですね。シアトルに行ったことで、
グリーンズへの興味がいっそう深まりました。

「いいことをしよう」というと自己犠牲感を
伴ってしまう場合もありますが、
グリーンズが取り上げているのは
「これだったら、やろうかな」と楽しく思えるものばかりで、
自分の活動の参考にしてきました。
 
コウタ どんな活動をしていたんですか?
 
渡邊さん 知らない人同士が出会って、
自分らしさを素直に出せる場所や機会をつくろうと
「共奏事ム局」というプロジェクトの
立ち上げに関わりました。

私以外はみんな年上で、20代から60代まで
6人のメンバーで毎月話し合いながら
対話のイベントを開催してます。

多世代が混じり合っているからこそ、
互いの違いを祝福できて、
責め合わずにつながりあえるので、
続けていきたい活動のひとつです。
 
コウタ それと同時に、先月から、
「greenz people」担当のアシスタントとして
関わってくれていますね。
 
渡邊さん はい。シアトルで「自分の力で社会はつくり、
変えられる」ということを学んだけれど、
まだまだ私たちの活動は
小さいことが多いですよね。

だからこそ、その小さい活動をつなげたり、
一歩踏み出したいという人たちにとって
きっかけになるように、greenz peopleを
盛り上げていきたいと思っています。
 
コウタ いいですね。
 
渡邊さん 自分らしくありたい。生きやすい社会にしたい。
そう思ってはいても、
なかなか一人では行動できない。

greenz peopleになることが
その第一歩になるかもしれないし、
greenz peopleが増えていくことで、
行動を始めている同士がいることを知り、
安心感につながるかもしれません。

思い描く社会に向けて変われる人を
増やしていけたらいいな。
 
コウタ ありがとうございます!
最後にあなたにとってグリーンズとは?
 
渡邊さん 「しかたがないことだ」と押さえつけているだけで、
未来への想いはみんな持っている
気がするんですよね。
でもなかなか殻って壊せない。

その殻を親鳥がつつくように、
「未来はこんなにすてきだよ」と
グリーンズが教えてくれている気がします。
すると、ひそんでいたポジティブな想いが飛び出る。

生まれ出てきたその気持ちを発見することが、
ほしい未来へ近づく第一歩かもしれません。
 
 


Q&A

編集長の鈴木菜央に質問です。
「お名前の由来を教えて下さい」

with Akane Kurahashi


メルマガの〆は、greenz people と一緒につくるフリートークの質問コーナーです。
ご質問・ご意見などは people@greenz.jp までお気軽にお寄せ下さい!

 

今回は、会員の倉橋あかねさんが質問します

Q. お名前の由来を教えて下さい

「もしかしてペンネームかな」と思うような、グリーンズにぴったりのお名前だと思います。どんな由来で付けられたのか、菜央さんご自身の好き嫌い含めて、どう付き合って来たのかなど教えて頂けたら嬉しいです。

※ちなみに私は万葉集から父がつけました。当時は茜という字が名前に使えず、あかねとひらがなです。ですので、漢字かカナかで年代がかなりバレてしまう、というある意味コワイ名前です。(倉橋)

▼ ▼ ▼


編集長の鈴木菜央が答えます

A. 漢字は自分で決めました

倉橋さん、質問ありがとうございます。ぼくにとっての「あかね」ちゃんは、Dr.スランプあられちゃんに出てくる「あかねちゃん」です。(30代後半にしかわからないかも…)

僕はタイのバンコクで生まれました。母は女の子が生まれると思い込んでいたらしく、「なお」という音だけを決めていたそうです。

その後、1982年に、僕が小学校に上がる年齢で東京に移住しました。が、当時の僕には日本国籍がありませんでしたので、「漢字は勝手に好きなのを当てなさい」と親に言われ、小学校低学年時は「直」を中心に、3〜4年の時は「奈央」を多く使っていました。毎年の名簿に、違う漢字が使われていましたんですよ。(これも今思えば変な話ですよね…。)

そして後日日本の国籍を取得した際、再び「漢字は自分で決めなさい」と言われ、「直」も「奈」も飽きていたので、なにかおもしろい漢字はないか…と探して、「菜央」に決めました。菜の花の色が大好きで、色のイメージで決めました。たしかにグリーンズにぴったりですね。

よく女の子の名前と間違われますが、自分で決めたので嫌だと思ったことは一度もありません。女性用アパレルのカタログが届いたり、なかなか電話での本人確認で信用してもらえなかったりしますが、一番笑ったのは、女性用の下着のカタログが届いた時です。そんな感じで、さまざまなハプニングを楽しんでいます。

 



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
次回の発行日は<9月24日(水)>の予定です。

メールマガジン編集長:YOSH(グリーンズ編集長)
編集:鈴木康太(グリーンズ編集部)
発行:NPO法人グリーンズ
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