Copy
2014.05.29 Vol.18 New Moon / for 243 greenz people
greenz people が集まるFacebookグループできました!(ぜひご参加リクエストを!)
今回も greenz people のみなさまに、「グリーンズのつくり方」をお届けします。
 
<vol.18>の目次

FEATURE / 井口奈保さんに聞く「"人生をアートする人"としての生き方」
SCENES / 祝・フクヘンおのっちが結婚!...近ごろのグリーンズ
COMMUNITY / 岩田拓真さんに聞く「グリーンズ経験の生かし方」
Q&A / 編集長YOSHに質問「京都でソーシャルデザインを教える意味って?」
 
 

FEATURE

井口奈保さんに聞く、
「"人生をアートする人"としての生き方」

with Naho Iguchi / interview by YOSH


こんにちは、編集長のYOSHです。

最近ありがたいことに、「グリーンズのインタビュー企画が面白い」と、
言っていただく機会が増えてきました。
今年のグリーンズはその流れをさらに進めて、古今東西の魅力的な生き方を紹介する
良質な”インタビュー集”として、育ててゆきたいと考えています。

登場する人は、有名無名関係なく、自分の魂に寄り添って生きているすべての人。
その誰もが秘めている素晴らしい部分を、グリーンズらしい光の当て方によって、
引き出していけたらさらに面白くなるのでは…

そんなことを漠然と思いながら、一度、じっくり話をしてみたいなと浮かんできたのが、
「人生をアートする人」として生きている井口奈保さんでした。

ナホさんはTEDxTokyoオペレーションディレクターとして活躍後、
2013年にアーティストビザを取得して、ドイツのベルリンで表現活動を続けています。
ナホさんという一人の女性の生き様から、何か感じるものがあると嬉しいです。(YOSH)


 

井口奈保さん
 
YOSH 今日はありがとうございます。
ナホさんの「人生をアートする」という
キーワードがとても気になっていて、
ぜひお話をしてみたいと思っていました。
 
ナホさん こちらこそ、よろしくおねがいします。
 
YOSH いまベルリンにいるわけですが、
まずはどうしてその場所を選んだのか、
教えていただけますか?
 
ナホさん ええと、それは子どもの頃からの
話になりますがいいですか?
 
YOSH あ、はい(笑)
 
ナホさん 私はもともと子どもの頃から、
違う文化に興味を惹かれる子だったようで、
中学校の頃から留学をしたいと思っていました。
それも一年とかじゃなく、もっと長い期間。
それが実現できたのが大学院に入ってからで、
そのときはアメリカに移住しました。

でも、日本ともアメリカとも違う、
第三の文化も知ってみたいと思うようになって、
ヨーロッパに興味が湧いてきたんです。
 
YOSH 第三の文化。
 
ナホさん はい。違う文化圏に接すると、
自分が築いてきたアイデンティティが、
一度崩壊しますよね。
そして異文化に没入しながら、
新しいアイデンティティを築いていく。

そんなまだ見ぬ自分の可能性を
もっと広げてみたい、確かめてみたい
という気持ちが根底にありました。
 
YOSH 共感します。
 
ナホさん それで、ヨーロッパで住みたい場所を
探していたときに、知り合いから
「ナホにはベルリンが合いそう」
と言われたことがあって。
 
YOSH 合いそうな都市って、
面白い響きですね。
 
ナホさん ヨーロッパにいる友人がよく言うのは、
「ベルリンは何でもアートだといえる街」
ということです。

いま私もアーティストビザで、
ベルリンに住んでいるんですが、
絵画や彫刻といったわかりやすい
アウトプットがあるわけではない。
それでもビザを出してくれるんですね。

もちろん普段の活動や、
今までの実績が大事ですが、
私がTEDxTokyoなどでやっていた、
コミュニティを育てたり、
新しい組織をつくるための
コミュニケーションのプロセスを
デザインするアプローチも、
アートとして受け入れる土壌があるんです。
 
YOSH それは新鮮ですね。
 
ナホさん もともと私自身は、
いわゆるアーティストだと
思っていたわけではないんです。

ただ、20代の頃に仲のよい友人が
私のことを「人生をアートする人」って
紹介してくれたことがあって。
当時はピンと来なかったんですが、
最近しっくりくるようになりました。

そうしたら、何故か最近、
「ナホがやってることって、
確かにアートだよね」と言われることが
増えてきたんですよね。
 
YOSH 僕もそう思います。
 
ナホさん ほら(笑)
 
YOSH そうやって、だんだんと
ベルリンに惹かれていく中で、
移住の決め手は何だったんですか?
 
ナホさん それは、ローカルの人々の反応かも。
移住する前に各地に滞在しながら、
「来年、移住しようと思ってるんだ」って、
いろんな人に話しかけてみたんです。

そのときベルリンでは、
「ナホの仕事、面白そうだね!」って
興味を示してくれたり、
みんな「おいで」とか「待ってるよ」って、
言ってくれたんです。

でもバルセロナでは、
「その仕事はお金にならないんじゃない?」って反応で。
スペイン全体が不景気だったり、
実は外国人に対する閉鎖感もあったり、
いろんな要因があるとは思いますが。
 
YOSH とはいえ、ベルリンも景気が
いいわけではないんですよね?
 
ナホさん でも、ここではそれが普通だから(笑)
ベルリンの街自体が経済力の観点では、
「ドイツのお荷物」みたいに言われることもあって。
でも、そういうゆるやかな環境も、
心地いいのかもしれない。
 
 

ベルリンにて
 
YOSH 「人生をアートする」ということについて、
もう少し詳しく聞かせてください。
 
ナホさん それは、私の人生そのものが
アート作品であるということです。
この身体もそうだし、暮らし方そのものも。

例えば、いまベルリンで必要な生活費も、
「ナホのいる生活」という
実験プロジェクトで賄っているんですが、
それも表現のひとつといえるかも。
 
YOSH それはどんなプロジェクトですか?
 
ナホさん 内容はシンプルで、友人たちに、
「ベルリンで暮らすための生活費として、
毎月一万円ください」と、
正直にお願いをしたんです。

「井口奈保という生き様への共感で、
お金を出してもらえるのか?」
という純粋な実験として。
 
YOSH 興味深いですね。
実際どれくらいの方が、
参加したんですか?
 
ナホさん 一年目は20人くらいですね。
その方たちには自分の葛藤や気づきを、
メーリングリストなどでシェアしていますが、
特に目に見えるリターンが
あるわけではありません。

それでも、一年目が終わって、
その方々にヒアリングをしてみたんですが、
みんな「参加してよかった」とか
「機会をつくってくれて感謝している」とか、
思っていた以上の感想をくれて。
 
YOSH 素敵ですね。
 
ナホさん チャリティとも投資とも違う、
愛情としてのお金が循環する体験は、
何か特別なものがあるんだと思います。

いまの資本主義の経済って、
基本は等価価値交換ですよね。
クラウドファンディングといっても、
大義名分のような社会的付加価値が必要。
でも、人間の命を全うするときに、
本当に価値を交換する必要があるのか、
疑問に感じたのです。

今まで人間が”社会”を築いてきたのは、
とても人間らしいことだし、
それも私たち人間の才能だと思います。

でも、動物や植物といった多くの生命は、
その命を全うするという大きな役割において、
美しく存在していますよね?

だからこそ、「リターンがある」とか、
「社会によいことをする」とか考えずに、
命を全うすること、そこに注がれる愛情だけで
お金が集まらないかなって。

それが、私なりの資本主義への
疑問提示だったんです。
 
YOSH そういうアイデアは思いついたとしても
実行するのって難しいからこそ、
特別な経験を提供できているんですね。

「ナホのいる生活」は、
今後も続けていくんですか?
 
ナホさん 最初の一年だけでは、
「面白いことやってみました」になってしまうので、
2年目もチャレンジする予定です。

ただ同じことを続けていく中で、
私自身も、払っていただいている方にも、
さまざまな変化が生まれてくるので、
それに耳を傾けていきたいですね。

当初は、私がベルリンで
稼ぐための仕事を見つけて、
「ナホのいる生活」が終わることが、
ゴールなのかも、と思っていましたが、
一年目を終えて、それを目指すというよりも、
私たちを支配しているお金についての思い込みや、
タブーな部分を掘り下げる方が、
大切なのではないかなって、
今のところ感じています。
 
YOSH 確かにお金って大事なことのひとつなのに、
あまりオープンには話さない。
 
ナホさん 私の興味に共通するのは、
性とか死とか、タブーとされているものに
切り込むことなんです。

お金について話すことが、
劣等感や優劣感に直結していて、
そのひとの能力の判断基準にまでつながる。
でも「それだけかよ?」って。

これは資本主義社会を否定することではなく、
新しいお金の回り方の表現なんです。
 
 

バーニングマンにて(photo by Bill Rea)
 
ナホさん ちょっと話が飛びますが、私は肩書きとして、
「コミュニケーションプロセスデザイナー」と
名乗ってきました。

その哲学の根底にあるのは、
「コミュニケーションは、呼吸と同じくらい、
人間が生存するために必要なこと」というもの。
なぜかというと、人間が生き延びるために必要な、
愛情や信頼といった関係性をつくるために
コミュニケーションが欠かせないからです。

でも、そんな活動をしてきた私自身が、
「どれだけ愛と信頼を築けてきたのだろう?」と、
ふと思ったことがあって。
 
YOSH うーん。
それはヒリヒリする問いだなあ。
 
ナホさん 私にとって本当に大切なコミュニティについて、
いろいろ考えてみたのですが、それはきっと
「私の人生の大事な意思決定に関わるひとたち」
なんじゃないかなって今は思うんです。

それは普通血のつながった家族や、
パートナーの役割なのかもしれませんが、
その新しい形を模索してみたかった。

いろんなきっかけでつながった人たちを、
そんな私が求めるコミュニティに
昇華していくには、実際に自分の人生に
濃く関わってもらうしかない。

それによって、すべてを見せてしまうことに
なるかもしれませんが。
 
YOSH ずっと思っていたのですが、
話をしてくれるときの表情が、
とてもいい顔をしていますね。

なんか魂に寄り添って生きていることの、
清々しさというか。
 
ナホさん そうですか?(笑)
でも最近、本当に幸せだなって、
思うことはあります。
それはたぶん、自分の思想や哲学が、
現実化されているからかもしれません。

今まで34年間生きてきて、
到達できる最高地点の幸せまで
来ているというか。

別に何か凄いことを達成した訳じゃないけど、
自分が考えていたことと現実のあいだに、
大きなズレがなくなってきたのかな。

最近やっと、これまでの年月に
起こったほぼすべてのことを、
受け入れることができたりもして。
何というか、過去や未来を肉体的に
実感できている気がするんです。
 
YOSH それはどういう感覚なんですか?
 
ナホさん 時間感覚の変化なのかな。
過去も未来も、切り離されている感じが、
あまりしないんです。

過去は振り返る対象ではなく、
この身体のなかに刻まれている。
未来も、この身体が選びとる
思考や行動からしか生まれない。
すべてが外ではなく内にあって。
 
YOSH 自分の思想や哲学が現実化される喜び。
過去も未来も、今の自分とともに生きる喜び。

「ナホのいる生活」という
ユニークな活動もさることながら、
今日は人間としての根源的な喜びの話を、
分かち合ってもらったような気がします。

ありがとうございました!
 
 


SCENES

祝・フクヘンおのっちが結婚!...
近ごろのグリーンズの風景

selected by Nao, Yosh and Ono

 

2014年5月7日(水) 鹿児島の自宅にて
今日、郵便で採用内定通知が届いてた!
2016年からの新たな人生のはじまりはじまり。(YOSH)
 

2014年5月18日(日) 外房にて
妻の誕生日にウエディングパーティーを開きました。
今後は、夫婦ともどもよろしくお願いします!(小野)
 

2014年5月19日(月) バーモント州にて
先週、アメリカバーモント州のBen&Jerry's本社を訪ねて来ました。
ファクトリーに行って食べた、出来たてのアイスクリームすごく美味しかった!!(鈴木)


 


COMMUNITY

greenzプロデューサーの岩田拓真さんに聞く
「グリーンズ経験の生かし方」

with Takuma Iwata / interview by Kota


グリーンズでは、主にBtoBの仕事を切り盛りするプロデューサーの方々とともに、
さまざまなプロジェクトを進行させています。今回は、今年1月からプロデューサーとして参加し、
YAMAHAのおとまちプロジェクトなどを担当している岩田拓真さんにお話を伺いました。(コウタ)


 

はじまりの学校「a.school」校長でもある岩田拓真さん
 
コウタ 今日は、よろしくおねがいします。
岩田さんはもともと、
フクヘン小野さんの教え子なんですよね?
 
岩田さん そうなんです。
おのっちがやっていた「ソーシャルデザイン学」に
通っていました。それが2年前だったかな?
 
コウタ 最初は生徒だった立場から、
プロデューサーとして参加した
きっかけは何だったんですか?
 
岩田さん おととしの年末に、
おのっちと飲む機会があったんです。
そのときに、「なんで岩田くんは才能あるのに、
それを発揮しないんだ!」と叱られて(笑)
本人は、酔っぱらっていたから、
覚えていないらしいんですけどね。
 
コウタ すごいエピソードですね(笑)
 
岩田さん 当時ぼくは土日だけ、子どもたちに
”リアルでクリエイティブな職業体験”を提供する
「モチベーション・メーカー」という
NPO活動をしていたんです。

その活動を通じて
「教育の分野に本気で挑みたい!」という思いが
だんだん芽生えてきていたのですが、
なかなか一歩を踏み出せずにいました。
そのときにおのっちのひとことが、
大きな後押しになったんです。

それで会社を辞めて「a.school」を立ち上げた後、
今年1月に誘っていただき、
グリーンズに加わりました。
 
コウタ 厳しくも温かい愛を感じますね。
「a.school」は、どのようなことを?
 
岩田さん 「0から1を創り出す人に」をキーワードに、
中高生向けに、創造性を育むワークショップや
サマーキャンプを行っています。

具体的には、中高生が「これからの学校って
どうなるだろう?どんな授業をやるべきだろう?」
「東京の食生活って今後どうなるだろう?」といった
リアルな社会の課題やテーマに挑戦し、
チームで議論を重ねて実践していく、
といったような内容です。

未来のソーシャルデザイナーが
育っていくような環境が作れたらなぁと。
 
コウタ とても素敵ですね。
 
岩田さん ただ、ソーシャルデザイン的なことと
実際のビジネスとの”つなげかた”が分からなくて。
グリーンズでプロデューサーとして経験を積むことは、
「a.school」を育てていく上で、
とても良い学びになっています。
 
コウタ greenzプロデューサーとしての仕事も
ぜひ教えて下さい。
 
岩田さん ヤマハさんとタッグを組んだ
音楽の街づくりプロジェクト」では、
おのっちやぼくがヤマハさんと話して、
彼らの問題意識を探っていきながら
「なにをグリーンズで発信したいのか?」を
引き出していきました。

それに対してグリーンズとして、
「では、こういうことができるのでは?」と
提案して、特集企画をつくっています。
 
コウタ 実際のグリーンズの記事づくりは、
YOSHさんやコンテンツディレクターさんが
進めていくわけですが、
まずはその”はじまり”をつくる、と。
 
岩田さん そうですね。受注できたあとは、
進捗状況を管理したり、終了後にはふりかえりの場を設けて、
「では次に、こんなことをやりませんか?」と
次につなげるようなこともしています。
 
コウタ クライアントさんにいろいろな提案をしていく上で、
特に気をつけていることはありますか?
 
岩田さん いいものをつくろうとしすぎて、
入れ込まないことですね。

そもそもの目的とズレないように
「本当にこれでよかったのか」と立ち返ながら、
ときには俯瞰するように気をつけています。
 
コウタ バランス感覚ですね。
 
岩田さん はい。日本のソーシャルデザインに
関わる人たちって、熱い人が多いですが、
「社会の役に立つこと」だけを
考えてしまいがちなんですよね。

それだけでなく「クライアントが”何”に対して、
”どのように”お金を払ってくれるのか」まで考える。
greenzプロデューサーという仕事は、
そのバランス感覚が必要とされる仕事だと思います。
 
コウタ 今日はありがとうございました!
最後に、岩田さんにとってグリーンズとは?
 
岩田さん 「ソーシャルデザインの養成所」ですね。
おのっちのもとで仕事をしながら、
「シビアにやり切る力」を学んでいるので、
”育てられている”ような感覚をもっています。

以前、おのっちやYOSHさんと
「ソーシャルデザインって、
暮らしと商いと趣味があるよね」という話に
なったことがあるんです。

独立する前、ぼくにとってソーシャルデザインは、
趣味でした。でもグリーンズがきっかけで、
ソーシャルデザインを商いにする決意もできました。

今後も独り立ちすることを目指して、
長期的に関わっていきたいと思っています。
 
 


Q&A

編集長YOSHに質問です。
「京都でソーシャルデザインを教える意味とは?」

with Yusuke Ide


メルマガの〆は、greenz people と一緒につくるフリートークの質問コーナーです。
ご質問・ご意見などは people@greenz.jp までお気軽にお寄せ下さい!

 

今回は、会員の井手優介さんが質問します

Q. 兼松さんが京都という地域で、ソーシャルデザインを教えることの意味って何ですか?

私は京都の大学に通っているのですが、兼松さんが京都の別の大学で教鞭をとるということを目にしました。私自身ソーシャルデザインに興味があり、何か面白いことをしたいと思っているのですが、ソーシャルデザインには「これを勉強すれば良い」というのは無いと思います。そこで、兼松さんは京都の大学という場で、何を学生たちに伝えるのかをお聞きしたいです。(井手)

▼ ▼ ▼


編集長YOSHが答えます

A. 「文系ソーシャルイノベーター」を育むのにぴったりの場所だから、かな?

ご質問ありがとうございます!「京都を職場にすること」については、特に意識していなかったので、格好の機会をいただき感謝です。

まずはご存知ない方も多いと思いますので、改めてのご報告ですが、2016年より京都精華大学人文学部で、「ソーシャルデザイン・プログラム(社会創造演習)」という必修科目(大学二年生向け)を担当することになりました。

これは2015年度から実施される、人文学部再編の目玉のひとつとして位置づけられているのですが、美術系でも政策系でもなく、歴史や物語を学ぶ学部で、社会とつながるソーシャルデザインを、しかも必修にするというのは、世界的にも珍しいのではないかと思っています。

目標は「文系ソーシャルイノベーター」を輩出すること。そんな意欲的な試みに、ゼロベースでコミットできる特任教員として声をかけていただいたことが何よりありがたく、京都精華大学の思いに共感して引き受けさせていただくことになりました。

でも改めて考えてみると、そういう試みが起こりやすい場所が京都という土地柄なのかもしれませんね。

肩書きで"勉強家"を名乗っている僕にとっては、京都は昔から何だか特別な場所で、「HUB Kyoto」に関わるメンバーをはじめ、友人もたくさん住んでいます。何より自分が尊敬する空海が拠点にしていた場所ですし、偶然か必然か、不思議なご縁を感じています。うん、やっぱり京都に毎週通えるって嬉しいなあ(笑)

大学のプログラムについては、まだまだ詳細を詰めているところで、ほとんど何も決まっていません。だからこそ二年をかけて京都にしっかりと通い、その空気を感じながら、京都に呼ばれた意味を確かめてゆけるいいですね。(なので井手さんのおすすめの場所もぜひ教えてください!)

 



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
次回の発行日は<6月27日(木)>の予定です。

メールマガジン編集長:YOSH(グリーンズ編集長)
編集:鈴木康太(グリーンズ編集部)
発行:NPO法人グリーンズ
メールアドレスの変更はCANPANからどうぞ
配信停止については people@greenz.jp まで