コウタ |
今日は、よろしくおねがいします。
ぼくが薩川さんの活動を見ていてすごく印象深いのは、
ダンスカルチャーや音楽が、まちづくりと自然に
かけ算されているところです。
それが「green drinks chofu」にもあらわれていますよね。
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薩川さん |
ありがとうございます。
ぼくは、もともとダンスをメインコンテンツとして扱う、
イベントスペースの運営をしてたんです。
ダンスのレッスンをコーディネイトしたり、イベントを開催したり。
そのときの経験や人脈が生きているんだと思います。
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コウタ |
そうだったんですね。
green drinks chofuを始めたきっかけは何だったんですか?
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薩川さん |
ぼくは音楽やダンスが好きな人々に囲まれて、
共通の趣味がひとつのきっかけとなって仲間たちが集まり、
それが無数に広がっていくという環境にいたんです。
そんなときに手に取ったのが、
山崎亮さんの『コミュニティデザイン』でした。
本を買って勉強していくうちに、地域とかまちに興味がわいて
「地元のためになにか活動したいな!」と思ったんです。
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コウタ |
他にも参考にした事例などはあったんですか?
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薩川さん |
『コミュニティデザイン』の中で、
「水都大阪」の事例が紹介されていますが、
実際にワークショップに参加したことがあるんです。
そこで体験した”つながっていく感覚”も、
個人的にはカルチャーショックでしたね。
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コウタ |
そのカルチャーショックが、
人と人をつなげる場を自身でつくることへ駆り立てたのでしょうね。
ちなみに、なぜ「green drinks」というフォーマットを
使おうと思ったのですか?
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薩川さん |
「地元の調布のために活動がしたい!」を前提に、
自分自身の経験を生かして何ができるか考えたときに
辿り着いたのが、ひとが集まる場づくりでした。 そんなときに、グリーンズに出会ったんです。
単独でなにかやるよりも、地域単位のネットワークを
広げる機会があるといいなと思っていたので、
green drinks Japanネットワークは魅力的でした。
あと、「地域、はたらく、ソーシャル」といった
green drinksのコンセプトへの共感も大きかったですね。
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コウタ |
たしかに、green drinks chofuのトークゲストの人選は、
その3つのテーマにぴったりハマっていますね。
先日のイベントでは、フクヘンの小野さんが
参加されていましたが、人選は薩川さんが
決めていらっしゃるのですか?
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薩川さん |
そうですね。
ソーシャル枠、調布枠、アート枠で自然と軸ができています。
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コウタ |
独特なのは、アート枠の人選かもしれませんね。
クラブDJやダンサーが語る仕事論や社会貢献というトーク内容は、
毎回とても刺さっています!
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薩川さん |
彼らの人選は、元の職場の人脈が生きていますね。
前職もイベントスペースのマネージメントだったので、
まるで職業病のように「このひとと、このひとを
一緒に呼んだら面白いことになるんじゃないかな?」という
アンテナを張っているのかもしれません。
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コウタ |
確かにすごく編集者の感覚で運営されている印象があります。
実際に毎回イベントが終わるとすぐに、
すごく丁寧に編集されたイベントレポートが届きますが、
どのような仕組みでまわしているんですか?
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薩川さん |
まず、レポートで伝えたいことや切り口を、
3〜4個にしぼる話し合いをするようにしています。
最終チェックはしますが、基本的にお任せですね。
イベントレポートで大事なのは、
空気感をつくることだと思うので、
確認するようにしていますが、
それも回数を重ねていけば解像度が高まるので、
何本もくりかえしお願いしていると、
ぼくが訂正する箇所がなくなっていく。
レポートを書いてくれる仲間のことも、
イベントと同様に長い目で
育てていくことが大事かもしれません。
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コウタ |
ぼくたちのインターンシップとも似ていて、
とても興味深いです。
今後の展望はありますか?
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薩川さん |
green drinks chofuは、調布への入り口を
つくりたいなと思ってやっているんです。
だからこそ、長く継続していくことが一番ですね。
そして、ぼくらのイベントをきっかけに
何かが始まったらうれしいなと思います。
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コウタ |
そのひとつとして、薩川さんが運営される
「co-ba chofu」がはじまりますね!
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薩川さん |
co-ba chofuは、ツクルバの中村真広さんを
ゲストにお呼びしたことがきっかけで始まったんです。
だから、green drinks chofuがきっかけです!
地元の不動産屋とツクルバで住民参加の
ワークショップを開催し、その結果わかったことが
「市民の人同士が話す場所が必要だ」ということでした。
そのうえでツクルバさんからは、
「新しい活動や仕事が生まれる場づくりをしましょう」と
提案いただいたので、co-baが調布に生まれることになりました。
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コウタ |
co-baというと、いわゆるアントレプレナーのイメージを
持つ方が多いかと思うのですが、
green drinks chofuの会場として使っていくことで、
調布市民にとってもコミュニティパブになりそうですね。
ますます楽しみです!
最後に、あなたにとってグリーンズとは?
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薩川さん |
「いまを伝えてくれる場所」だなと感じています。
greenz.jpというメディアからは、
最新のグッドアイデアやドラマが届きますし。
いま誰が何を思って、どのような活動をしているのかを
実感できる「green drinks Tokyo」という場があります。
green drinks chofuのオーガナイザーとして、
グリーンズコミュニティの中に入ってみて感じることは、
みなさんが近くにいてくれているという
実感を持てることがうれしいです。
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コウタ |
ありがとうございました!
ぜひ今度、調布に遊びにいかせてください。
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