◎不動産・生活お役立ち情報
◆◇アメリカの不動産は本当に右肩上がりで値上がりして行くの?◇◆
前号vol.12で、アメリカでは物価の上昇に負けないように余ったお金は預金ではなく、投資に回すという考え方が一般的。その一つに不動産を買うという方法があるというお話をしました。日本でも日銀のマイナス金利政策が発表され「我が家もこのまま貯金し続けてて大丈夫なの?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
vol.10で不動産は7-10年周期で上下しながら長期的には右肩上がりです。と書きました。今号ではそれを実際にみてみましょう。
OSU(オハイオ州立大学)の北、ワージントンの南に位置するクリントンビルにある我が家は1920年に建ちました。当時はアメリカもまだ車社会ではありませんので、ガレージもありません。High St.には路面電車が走っていたそうです。アメリカンfoursquareと呼ばれる建築スタイル。シアーズ(Sears)のカタログを見てスタイルを選び、大工さんが建てに来てくれたようです。Franklin County Autitor Siteを見ると所有者が変わる度に、その取得価格をみていくことが出来ます。(1988年より前は固定資産税徴収額算出のための評価額が残っています。)
1920年ー$2,140、1924年ー$4,170、1942年ー$3,760、1950年ー1954年ー$3,410、1952年ー$4,020、1955年ー1959年ー$4,740、1963年ー$4,510、1969年ー$5,020、1975年ー$7,310、1978年ー$7,540、1981年ー$31,230
(ここから売却額)1988年ー$57,900、1994年ー$68,900、1997年ー$85,500、2001年ー$119,000、2003年ー$171,000、2005年ー$177,000、2010年ー$179,900
どうでしょうか?その当時の時代背景やその年の金利と合わせながらこの数字を見ていくとさらに面白いのではないでしょうか。
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