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Lucky Brothers & co. Mail Magazine #50
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最近は書く内容がブログ的になってきましたが、今はこれがしっくり来る感じもしています。
さて今日は、最近意識しているコミュニケーションの手法についてと、巷で話題の「無思考型サービス」について書こうと思います。
 

コミュニケーションを極力オープンにしようとしている

ビジネス、特に制作会社と呼ばれる仕事を人たちにとって、仕事を行うメンバー編成というのはおおよそ

  1. クライアント
  2. 主となる制作会社
  3. パートナー会社

という風になっているかと思います。そしてそれらを連携するコミュニケーションツールとしてはメールなりチャットサービスなりを使うかと思いますが、往々にして

  1. クライアントと制作会社
  2. 制作会社とパートナー会社

というようにコミュニケーションに仕切りを作ることが多いでしょう。
パートナー会社に知られたくないクライアントとのやりとり(プロジェクト全体の予算等)であったり、逆にクライアントがいちいち見る必要のないパートナー会社との細かい制作のやりとりなどが含まれるためです。

こうした理由はあれど、コミュニケーションを分断することによるデメリットも大きいなと最近思うのです。典型的なのは、クライアント→制作会社 に伝えられた内容を 制作会社 → パートナー会社に横流しするといった「コミュニケーションの重複」ですね。重複が発生するということは、それと同時に抜け漏れのリスクも増すということです。
こうした考え方は、プログラミングにおける「Don’t repeat yourself」の哲学に通ずるものがあると思います。

そうした考え方から、なるだけ1つのプロジェクトに関連するコミュニケーションのチャンネルを1本化しようと努めています。
具体的には、我々は1つのプロジェクトに対して「社内用チャンネル」と「クライアント向けのチャンネル」の2つを作っていたのですが、それらを1本化して常にクライアントやパートナーと共にコミュニケーションをとろうという風にしました。
今のところ感じる大きなメリットは、先述した「コミュニケーションの重複」が大きく減ったことくらいですが、それだけでも心理的負荷が大きく減った感覚があります。
また、必然的にプロジェクトメンバー全体にオープンな空気感が生まれ、仕事上の精神衛生状態が改善したようにも思います。働き方改革ってこうした仕組みの見直しから生まれるものなのかもしれません。
 

「無思考型サービス」はどんどん出てきて欲しい

最近ではズボラ旅やCASHなどの「無思考型サービス」と呼ばれるものが増えてきています。そのネーミングもあって、やや賛否両論となっている類のサービスですが、僕はすごく歓迎したいサービスだと思っています。
上のテーマとも関連してくる話ですが、タスクに溢れたこのご時世において「いかに上手くサボれるところでサボるか」というのが重要なテクニックになると感じています。
これは「人間の考えるという行為」そのものを否定しているわけではなく、その緩急が重要だということです。よく、人間が1日に決断できる回数は決まっているといった話があるように、何かを意思決定することって思っている以上に脳に負荷がかかっているように思います。

上のテーマでいうと、「コミュニケーションの重複」にかかる細かい文言調整の意思決定は、僕の中では無思考化したい類の作業でした。
同じように、ズボラ旅でいう「旅程の選定」であったり、CASHでいう「価格交渉」であったりと、別に適当でいいやって思ってる人たちが一定数いるものであれば、それを無思考化してくれるサービスはすごく価値があると思っています。
そうやって「この作業って無思考化できないかな…」っていう前提で日々の作業を見つめてみると、サービスとしての需要の余地が見出だせるような気がします。
今ぱっと思いつくのは、「TODO LISTに溜まったタスクの中から次にやるべき最適なタスクを提案してほしい(この選定作業だけで結構思考体力食われてる)」、とかですかね。

それでは今週はこんなところで。また!



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