こんばんは、やまけんです。



昨日のメールが意外に刺さったらしく、予想以上の量の返信をもらいました。一人一人読んでて、「こんな風に感じて日々を過ごしてるのか」「いや、まさにそれぼくと一緒!」みたいな感じで楽しくてうれしくて。

メルマガの返信って、SNSのコメント欄と違って、すごくパーソナルだから、好きなラジオに匿名でハガキを送るみたいな感じで自由に書ける分、濃ゆくて大好きです。



反響があったので、天才は躁鬱傾向、ってのを今日はさらに掘り下げてみたいなと。あと今日1日の中でも何度か、無敵感のフロー状態と、やってることを投げ出して冷蔵庫の一番搾りとたこわさびに手を伸ばしたくなる衝動との間で、なんどか葛藤したので今日ならうまく言語化できるんじゃないかと思って。



躁鬱っぽくなる主な原因は
  • 変な凝り性
  • 型にはまることへの抵抗
  • やるべきことからの逃げ
が大きいかなあと思って。



この特徴ってまさに、中二病じゃないかと。
 
中二病とは、「(日本の教育制度における)中学2年生頃の思春期に見られる、背伸びしがちな言動」を自虐する語。転じて、思春期にありがちな自己愛に満ちた空想や嗜好などを揶揄したネットスラング。
(wikipediaより)



例えば、ぼくの場合でいうと、教材の例がわかりやすいかな。

もうずっと前から、「やまけんさん教材作った方がいいっすよ。だって今twitterのnote以外売ってるものがないから」って各所から言われてました。実際twitterをはじめて1年半前から、ほとんど何も売ってないのでね。SNSでの無料の情報発信以外は、年間240万〜の年間コンサルをたまたまご縁があった人に提供してるだけ。

そもそもそれすらどこにも書いてないから、行列はできてるのに、ずっと開店すらしないバカな気まぐれラーメン屋の親父みたいになってました。プロデュースは、1年で2人ぐらいしか受けれないから、今年の枠はもうないしね。

無料の次、数百万って、だれから見てもバカですよね。商売っ気がないっちゃあ、ありゃしない。



でも、理由はあって、自分たちが儲けることしか考えてない「情報商材屋さん」と一緒にされたくなかったんです。

出ました!「型にはまることへの抵抗」です。

価値がないものを高額で売るとか、煽るとかしなければ、別にいいはずなのにね。だって広い意味で言うと、CDも本も、広い意味で情報商材ですからね。
 
情報とは、簡単にいえば、「伝えられる内容」のことである。主に「伝達」という行為においてやりとりされる、事実、知識、データ、合図(信号)、等々、あるいは、その事実や知識を伝達するという行為そのもの。
(Weblio辞書より)

そんなことは百も承知で分かっていても、”なんか嫌”なんです。どっかでやりたくないと思ってたら、やった方がいい・やるべきって思ってても、手に付かない。

またまた出ました!これが「やるべきことからの逃げ」ですねw



でも、コロナの自粛期間になって、めちゃくちゃ時間ができて暇。それでいろんな人の相談に無料で乗ってたら、当たり前だけどすごく喜ばれる。役に立てるのに、立ってない。

こりゃ、いかん。そう思って1年半ぶりに重い腰をあげて、教材をつくろうとかと思ったら、またグルグル・・・

全体設計をどうするか?
どんなテーマで切り分けよう?
体系だって再現性がある構成に
あらゆる悩みを網羅できてるか?
人を入れたセミナー収録の方が熱が出るか?

みたいなことを考えてたら、1週間が過ぎ2週間が過ぎ・・・

変な凝り性です。

分かってても、何千回と落ちてしまう落とし穴。中二病って、自分の能力に見合わず、「おれだって”本気だせば”、すごいことできるんだぜ」って信じてるから、理想をさげれない。自分には本当は、何ができて何ができないのかが全然わかってない。

解こうと思っても、難しい数学の問題とか目にすると10秒で眠たくなるように、自分のレベルに合ってないことをすると漏れなく、思考は停止して眠たくなるんだよね。でも、「健全な妥協」っていう最強の武器なんか使っちゃうと、なりたくない大人と一緒になっちゃうから(←型にはまることへの抵抗)、1メートルも進まずほぼ足踏み状態なのに、なんどもなんどもノートを開いて、生意気にマインドマップみたいに頭の中を整理しようとする。

うだつはまったくあがらないのに、この”妄想タイム”は楽しいからね。妄想タイムおわって、ちょっと進んだ気がするけど理想のゴールからは程遠く、昨日までに書いたページをぺらぺらってめくって見直して、ひとり苦笑いする。

「昨日とほぼ一緒のことを、ゼロから新しいページに書いただけじゃん!」って。笑



さすがにこういう状態が数週間から数ヶ月続くと、やっと現実がわかってくる。がんばったら理想を実現できると思ってたけど、こりゃ無理だって。

自分の天才性を発揮するってのは、自分に合った方法を見つけることで、実はこういう風に、あきらめや吹っ切れることから始まることが多い。向かない理想をあきらめることで、自分ができることを消去法的につかんでいく。



ぼくもあきらめて、5月6日にさくっと2時間ぐらいで構成をつくり、翌日にスライドとか作らずに、iphoneに向かって一人語りで教材用の動画を収録。

「なんだ。(こだわらずに)やればできるじゃん、おれ!」って思うけど、そこから進まない。

なぜなら、伝えることは、こうやって自由にメルマガ書いてることからわかるように大好き。でも、売ることにはそんなに興味がない。あと、事務的なことね。もう死ぬほど嫌い。

だから、告知文がいつまでたっても書けない。vimeoとか新しいシステム使うとすぐ眠くなる。とにかく、総じて気分が乗らない。
 
「やりたいこと」なら、異常な集中力を見せるのに、「やるべきこと」には、いきなりニートになったかと思うぐらい動けない。

これこそが、天才タイプのひとつの特徴なのだ。

でも、売らなきゃ、またお蔵入り。せっかくがんばったのに、また中二病に逆戻り。笑



じゃあ、どうすればいいか?三択しかない。

1. ストレスで明日明後日は使い物にならない覚悟を決めて、吐きそうになりながら我慢してやる
2. もうどうしてもやらないといけないお尻じゃなく、家に火がついたぐらいならやるから、それまで待つ
3. 「やりたい」って思える要素を探す



今日のぼくは、どうしたか?3番が今日はたまたまうまくいった。教材の告知文ってなると、数百回書いてから私さがなく、全然気が乗らない。けど、「作品」を出すって感じはテンションがあがりそう。

そう思ったら、気が変わる前に、「できるだけこだわらずに」サクッとやってみる。バナーのイメージは、NETFLIXみたいにしよう。



要素を分解すると、シンプル。画像を選んで、文字を入れるだけ。こういうのが得意な、碇たみ子さんにメッセ。(普通ならやったことがないことは、他の人に任せるけど、新しいツールをサクッと使えそうなら使ってみたいと思ってトライ)












こうやって、優し過ぎて即レスしてくれた、たみ子さんに教えてもらったcanvaってのを使って、画像を作る。



よし、いい調子。あとは告知文!でも、これも映画っぽくしちゃえ!書く量少なくて済むし。笑



ってことで、これはU-NEXTって別の動画配信サービスの、作品紹介文を活用。さくっと分解すると
 

(37文字)
スウェーデンのベストセラー小説をハリウッドで映画化したミステリーサスペンス

(78文字)
人気ミステリー小説をデヴィッド・フィンチャー監督が映画化。少女失踪事件の謎を、敏腕ジャーナリストと天才女性ハッカーが追う。原作とは異なる衝撃のラストは必見。

(115文字)
経済誌「ミレニアム」を発行するジャーナリストのミカエル。ある日、彼は40年前に起きた少女失踪事件の真相究明を依頼され、その過程で天才ハッカーの女性・リスベットを紹介される。やがて2人は連続猟奇殺人事件と関連があることを突き止め…。



これに当てはめる感じ、こだわらずサクッと書いてみて、あとはちょっとアレンジを加える。



ということで、1年半のうち、540日の中二病で現実逃避してたお悩み時間と、実質1日ぐらいのに作業によって完成した、動画がこちら。



サブタイトルは、「どうやって僕は、倒産の危機にから立ち直ったのか?」でして、なかなか今まで明かせなかったことまで自己開示する、新種の動画になっております。

通常は980円とかで販売しようかと思ってますが、中二病克服記念ということで、3日間は300円で販売してみます。

ので興味がある方は買ってくださいませ。

こちらからページにいけます。



あれ、もうこんな文量になっちゃった・・・。もらった感想を読んで感じたことをもっと書きたかったのに。

ということで、いつ飽きるかわかりませんが、飽きるまでは、気の向くままにメルマガで遊んでみたいと思います。

飽き防止のためにも、応援よろしくお願いします!!!メルマガへの返信で感想を書いてもらうのが一番の応援になります。

では、また!



やまけん


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