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「手の物語通信」第56号をお届けします。
「手の物語通信」は隔週で、火曜日の午前7時に
手の物語半製品をはじめ、様々な情報をお届けします。
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10月1日に行われた「新しい時代を拓く 秋の連続セミナー」。
そのテーマのひとつ、
人と自然をつなぐ建築の未来形」でも関心が高かった空気集熱式ソーラー。
そのシンプルな仕組みで新築のみならず、リフォームにも導入しやすいのが「びおソーラー」です。
今回は空気集熱式ソーラーの黎明期に建てられた30年前の建物の改修です。
当時のシステムに、「びおソーラー」が新たに組み込まれてゆく流れをご紹介します。
設計/村松篤設計事務所 施工/水崎建築
 今後も長く住んでゆきたい家のために。  
 「びおソーラー」が採用された理由は?  
村松篤氏の設計によって建てられたこちらの家は、築30年程という経緯から、現在、内装に壁、屋根、天井まで含めた大がかりな改修を実施しています。
導入されていた空気集熱式ソーラーの集熱部や送風部分は長い期間で消耗していましたが、建物の各所に配置され、建築と一体化したダクト部分は今後も使える。
そこから取り扱いが便利で、その後も長く機能してゆける「びおソーラー」を導入することが決まりました。
補修前の屋根の状況。30年も経過しているため、ガラスの取り付け部など、かなり古くなっていました。
この家の集熱部分は、屋根にガラスを直接取り付け、固定したもの。
このガラスを固定しているネジが経年変化と共に浮いてしまう事があるために、これを取り外し、代わりに「びおソーラー」の集熱パネルが設置されました。
画像は集熱パネル設置の前準備段階。屋根裏に続く熱の通り道となる穴を限定し、残りは塞いでしまいます。
通常仕様のパネルは外部の吸気口がパネル底部にあるため、屋根の設計によっては吸気口が塞がってしまう場合があります。
そうした状況に対し、今回は新たに設計された側面吸気仕様の集熱パネル(※特注扱い)を採用。
吸気口を側面にすることで収まりを良くできる仕様となっており、集熱パネル設置の幅が更に広がりました。
パネルの設置開始。通気穴がズレぬよう、慎重に設置してゆきます。
集熱パネルの設置完了。朝一番からスタートし、昼には作業が終了しました。ここから後日、板金屋さんによる施工がされ、屋根とパネルが一体化されます。
屋根裏の送風システムから、「びおソーラー」のファンボックスに取り換える作業を行います。
既存のダクト配置を流用する形で、新しいファンボックスに繋ぎます。
以上で作業は終了です。
今回の案件は、空気集熱式ソーラーというシステムが出始めた頃に採用された建物。同じ道で取り組んできたこともあり、感慨の深いものがあります。
長く愛着のある家に更に長生きしてもらう一助となることができ、弊社としても良い経験を積むことができました。
 びおソーラー スタートアップ講習会開催!  
 11月8日 里山住宅博ヴァンガードハウスにて  
里山住宅博inつくばにて、建築家 堀部安嗣氏が設計された「里山住宅博のヴァンガードハウス」。
その建築に導入された空気集熱式ソーラー「びおソーラー」の講習会を、来る11/8 に開催します。
自然の室温で暮らせる「びおソーラー」とは?
実際に導入するには?
本当に暖かいの?
肌寒くなってきた頃合いに「びおソーラー」による自然な暖かさを体感しながら学べる講習会です。
締め切りも残りわずか。お早目の申し込みを!
特設HPはこちら
びおソーラー スタートアップ講習会を申し込む
びおソーラーのHPはこちら
 びおソーラー:パンフレット ご注文受付中! 
手の物語ではユーザー向けに「びおソーラー」の素敵なパンフレット(24P / フルカラー)の販売を行っております。

「びおソーラー」の元で暮らされている住まい手の生活や、感激の声が上がっている理由の説明まで、「びおソーラー」の魅力が一杯に詰まった内容です。
パンフレット100部以上 & びおソーラーの集熱パネルをご注文の方には、びおソーラーの現場シートをプレゼント。
御社の新たな個性を伝えるツールとして、お役立てください。


【仕様】
・W1800mm×H3600mm
・ターポリンシート


社名欄に御社名を刷り込ませていただきます。

※特典のご期限は「2020 年3 ⽉31 ⽇」までとさせていただきます。
びおソーラー パンフレットのご注文はこちら(PDF)
※パンフレットご購入の申込みは上記リンクからPDFを印刷した後、FAXにてお申込みください。
【編集後記】
先週、出張にて四国へ向かい、車で一日の内に愛媛から徳島まで移動しました。山や木が多く、昔なら長い時間をかけて辿り着くはずの道のりが、車で高速を走れば、わずか2時間半で到着してしまうこの凄さ。
現代となっては当然なことではあるのですが、情景の美しさや寄り所もタップリなはずの彼の地を、短時間で走り抜けてしまえることに、今更ながら奇妙な違和感を感じ始めている自分がいます…。年食ったんですかね?
小池拓志
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