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お店にきた人だけで大丈夫?

 vol.242 店頭アンケートの留意点


こんにちは。株式会社ホジョセンの金本です。

実際に現場から出た声をもとに抽出したQ&Aや、セミナー告知など、企業や自治体のマーケティングに関する情報を無料でお届けするホジョセンメルマガ。第242回目の配信となる今回は、「店頭アンケートの留意点」をお届けします。

さて、明日2月20日はパスポートの日です。私のおすすめの気分転換法の1つとして、特に行く予定のない国のガイドブックを見ながら、妄想で旅の計画を立てるというものがあります。普段見られない風景や美味しそうな食べ物などが、とても気分を上げてくれますよね。

ちなみに、先日こうした私の妄想の1つが実現しました。
目次
 
1. マーケティングQ&A『店頭アンケート実施の留意点』
2. FBのご案内
3. マーケティングQ&Aの募集について
4. ホジョセン会員のご案内

  1. マーケティングQ&A
店頭アンケートの留意点
 Q 

アパレルメーカーに所属しています。この度、社会貢献活動の一環として、ディスカウントクーポンと引き換えにいらなくなった衣類を下取りし、途上国に寄付するというキャンペーンを実施しました。つきましては、キャンペーンの効果について店頭アンケートを行いたいのですが、この場合、気をつけなくてはいけないことはあるでしょうか?
(アパレルメーカー勤務)
 A 

さて今回は店頭アンケートでキャンペーンの効果測定をしたいというご相談でしたが、アンケートを設計する際は下記の3点に留意してください。

①効果は何ではかる?
②アンケートの評価と効果どう連動させる?
③来店しなかった人無視して大丈夫?

1.効果は何ではかる?

キャンペーンを実施するからには、必ず何らかの目的があると思います。例えば、普段来ない人に来てもらいたい、もっとご相談者様のブランドのことを好きになってもらいたいなどなど、色んなパターンが考えられますよね。当たり前の話ですが、目的が違えば手段も違ってくる。つまり、目的によってアンケートで何を確認すべきか、どんな情報が必要かも変わるはずなのです。ですので、何をもって「効果あり!」と判断するのか、まずはそれを決めてください。ちなみに、衣類を何着下取りするかのような、実データが存在しており、わざわざ店頭でアンケートをとる必要のない事柄を目的に設定するのはやめましょう。

2.評価と効果、どう連動させる?

例えば、今回のキャンペーンについて、アンケートの結果では多くの人がその意義に賛同してくれていたとして、キャンペーンの目的がブランドを好きになってもらうことだったとしたら、果たしてそれは効果があったと単純に言えるでしょうか?もちろん、キャンペーンに賛同しブランドを好きになってくれる人もいると思いますが、まだまだ検討の余地はありそうですよね。このように、アンケートで得た評価や意見を、効果とどのように結びつけ、連動させるのかということも重要なポイントとなります。

3.来店しなかった人無視して大丈夫?

店に来てくれた人を対象にアンケートをとる。消費者の自社に対するイメージを知る上で、一見とても効率がよいように感じますが、実はそこには大きな落とし穴があります。それは、店に来てない人の意見が一切反映されないということです。例えば、今まで店に来なかった人が、キャンペーンをきっかけに来てもらえるようなったかを知るためには、キャンペーンについて知ってた人・知ってたけど来なかった人、そもそも知らなかった人の差分などを分析して検討する必要がありますが、店頭に来る人は既に何らかの反応を示している人ばかり。もしかすると大部分が賛同していないかもしれないのに、これだと結果がフェアであるとは限らないですよね。

このように、キャンペーンの評価次第では、アンケートが意味のないものになってしまう可能性があるので、「店で実施する」という制限が、アンケートにどのような影響を及ぼすのか、予め十分に考慮するようにしましょう。さて、今回は店頭アンケートに関するご相談でしたが、シンプルな手法とは裏腹に、意外にも、設計の段階では複雑な思考が必要となります。実施の際は十分に気を配るようにしましょう。

2. ホジョセンFacebookのご案内
社員インタビュー記事なども掲載予定です!

ホジョセンは、Facebookアカウントを設立しています。現在大幅な改善にも取り組んでおり、時事ニュースをマーケティング的な視点で見るコラムや、社員のインタビュー記事なども掲載予定ですので、是非チェックしてみてください。

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3. マーケティングに関するお悩みを募集します
マーケティングを実践する現場でお困りのことはありませんか?
皆さまのマーケティングについてのお悩みごとに、ホジョセンメルマガ・マーケティングQ&Aでお答えさせていただきます。
調査を実施するも上手くいかない、効果測定の仕方が分からないなど、普段のマーケティング活動でのお悩みごとやお困りごと、および疑問をお寄せください。
 
<応募方法>
お問い合わせフォームに必要事項をご記入の上、お問い合わせ内容欄にご相談内容を記載してください。

※回答にあたり、応募者の方の個人情報を公開することはございません。
   ご相談内容によっては、マーケティングQ&Aでお答えできない場合もございますので予めご了承ください。
 
 

4. ホジョセン会員のご案内
 
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・弊社が実作業を伴わずコンサルテーションに専念することで、月々の費用を10分の1以下に抑えたリーズナブルな顧問契約です。
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