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【地点/アンダースロー】公演及び関連企画のご案内
▶ 7/4よりいよいよ開幕!『三人姉妹』&『シベリアへ!…』連続上演!
▶ 参加申込受付開始! 観劇観能エクスチェンジ・プログラム2019
▶ BDT凱旋公演!『ワーニャ伯父さん』7/27-29&8/6-8@アンダースロー
ロシア・ドイツツアーから帰国しまして、そのまま横浜での『三人姉妹』再演のための稽古場に直行した地点です。皆様いかがお過ごしでしょうか?
再演に向けての稽古は、いたって順調。いつになく穏やかな気持ちで開幕を待っています。京都に戻ってからも観劇観能エクスチェンジ・プログラムやアンダースローでのレパートリー公演など、この夏も盛りだくさん。各会場で皆様をお待ちしております。



▶ 7/4よりいよいよ開幕!『三人姉妹』&『シベリアへ!…』連続上演!




地点の永遠の代表作にしてチェーホフの最高傑作『三人姉妹』の公演が、いよいよ来週の木曜日、7月4日からKAAT神奈川芸術劇場にて開幕します。最新作『シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!』との連続上演を記念して、それぞれ7/9火19:30、7/14日19:30のトーク開催も決定しました(ゲストはいずれもオリガ・ニキーフォロヴァ、詳細はこちら)。同じ作家、同じ空間でありながら全く異なるこのふたつの作品、ぜひあわせてお楽しみいただければ幸いです。チケットのお求めは地点WEBShopをご利用ください。『三人姉妹』7/4-11公演では、事前決済・送料不要の「当日受付での受け取り」も本日より利用可能に。皆様のご来場をお待ちしております!


『三人姉妹』

四人のインテリ女性と軍人たち。モスクワと亡き父への焦がれる思い、知性の敗北、決して満たされることのない愛。それでも生き続けなければならない人間の持て余された人生たちが、そのまま運動量に変換され、場に充満する…。〈地点のチェーホフ〉の全てはここから始まった!
詳細はこちら  京都公演は8/22-25開催


作:アントン・チェーホフ 翻訳:神西清
演出:三浦基 
出演:安部聡子 石田大 伊東沙保 小河原康二 岸本昌也 窪田史恵 黒澤あすか
小林洋平 田中祐気

▷日時:
2019年
7月4日(木)19:30
7月5日(金)19:30
7月6日(土)17:00
7月7日(日)17:00
7月8日(月)休演日
7月9日(火)19:30★
7月10日(水)19:30
7月11日(木)15:00

★終演後、トーク開催。ゲスト:オリガ・ニキーフォロヴァ
開場は開演の30分前、上演時間は約75分

▷会場:KAAT神奈川芸術劇場〈中スタジオ〉
▷料金:一般 前売3,800円 当日4,300円
              学生 前売・当日共3,000円
              2演目セット券 7,000円(『シベリアへ!』『三人姉妹』両方観劇で600円割引)
      *チケットかながわのみ取扱い



『シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!』

流刑地サハリンに向け、悪路とたたかいながらシベリアを横断する旅路で書かれた手記『シベリアの旅』に、旅先から家族や友人へ宛てた手紙や短編小説をコラージュした地点初のオリジナル舞台。果てしない大地をひたすら東へと抜けていったチェーホフに伴走します。ぬかるみと眠気が支配する極限のボードヴィル!
詳細はこちら


テキスト:アントン・チェーホフ
演出:三浦基 
出演:安部聡子 石田大 小河原康二 窪田史恵 小林洋平 田中祐気

▷日時:2019年

7月13日(土)19:30
7月14日(日)19:30★
7月15日(祝・月)17:00◎
7月16日(火)19:30

★終演後、トーク開催。ゲスト:オリガ・ニキーフォロヴァ
開場は開演の15分前、上演時間は約80分


▷会場:KAAT神奈川芸術劇場〈中スタジオ〉
▷料金:一般 3,800円
              U24チケット 1,900円
              高校生以下割引 1,000円
              シルバー割引 3,300円



▶ 参加申込受付開始! 観劇観能エクスチェンジ・プログラム2019



カルチベート・プログラムがバージョンアップした「観劇観能エクスチェンジ・プログラム」が今年も開催される運びとなりました! 充実のラインナップ、例年通り、全回参加を条件に無料での開催となります。一方で、今年から単発での参加も可能になりました(随時受付)。ご興味持たれた方は詳細をこちらからご覧ください。

 
現代演劇
1 地点『三人姉妹』 ナビゲーター:中村唯史 

ロシアの劇作家アントン・チェーホフの最高傑作とも言われる『三人姉妹』。地点の演出では、四幕の原作を75分の一幕劇に大胆に改変、大きな事件が起こらず〈静劇〉とも形容されるチェーホフ戯曲を思いもよらない激しさで表現しています。120年前に書かれた戯曲が現代にどう甦るのか。読み物としての原作戯曲と上演の違いから、言葉と演劇について考えてみましょう。

観劇 2019年8月22日(木)〜25日(日)のいずれか 開演19:30(8/25のみ15:00)
会場:京都芸術センター(京都市中京区)

ポストレクチャー「ロシアの文化とチェーホフ劇―〈銀の時代〉からソ連期まで―」
2019年8月31日(土)19:00-21:00 
会場:アンダースロー(京都市左京区)


2 地点『ハムレットマシーン』 ナビゲーター:飯島雄太郎 

言わずと知れたシェイクスピアの『ハムレット』をモチーフに、東西に分断されていたドイツで活躍した劇作家ハイナー・ミュラーが書いたテキストが『ハムレットマシーン』です。断片的な、たった15ページのテキストは「上演不可能」とも……? 一つの言葉から様々なイメージを取り出し、どう連鎖させていくか。物語から切り離された即物的な言葉が、演じる俳優の身体をメディアとして集積していく……。演劇ならではの体験をしてみませんか?
 
観劇 2019年10月24日(木)〜31日(木)のいずれか 開演時間未定
会場:THEATRE E9 KYOTO(京都市南区)

ポストレクチャー「翻訳空間としての劇場」
日時・会場未定 ゲスト:秋草俊一郎
 
3 KUNIO『グリークス』 ナビゲーター:森山直人

演出家・杉原邦生によるカンパニー「KUNIO」の最新作はなんと10時間超の大作。『グリークス』は英国人演出家ジョン・バートンと翻訳家ケネス・カヴァンダーが、10本のギリシア悲劇を再構成した舞台作品です。「戦争」「殺人」「神々」の全三部からなる、人類史・世界史を考えずにはいられない壮大なスケール。いくつもの作品を続けて見る能の公演に比べると上演時間の短い現代演劇ですが、10時間の観劇のはてには、何が見えるでしょうか?
 
観劇 2019年11月10日(日)10:30開演(予定)
会場:京都芸術劇場春秋座(京都市左京区)
 
ポストレクチャー「ギリシア悲劇と現代日本」
2019年11月12日(火)19:00-21:00
会場:アンダースロー(京都市左京区)
 
能楽
1 道の会『屋島』『石橋』ほか ナビゲーター:田茂井廣道
 
能楽師の修行において節目となる演目を初めて上演することを「披き(ひらき)」と言います。無事に演じることで技量を認められ、演者として「一回り大きく」なるのです。そんな特別の舞台を鑑賞してみませんか? 今回の公演ではナビゲーターをつとめる田茂井廣道先生による重習(おもならい)の『屋島』が上演されます。大事な節目をお祝いムードに包まれる能楽堂で、親から子へ、師匠から弟子へと受け継がれていく能楽の伝統と修行のプロセスに迫ってみましょう。

観能 2019年10月19日(土)11:00開演
会場:京都観世会館(京都市左京区)
 
プレレクチャー「能楽師の修行のプロセス〜〈披き〉という仕組み」
2019年9月30日(月)19:00-21:00
会場:アンダースロー(京都市左京区)
 
2 金剛定期能『江口』『大蛇』 ナビゲーター:天野文雄

謡本と言われるテキストを携えての鑑賞も観能のスタイルとしては一般的ですが、能はたんに物語を伝えるためのものではないと天野文雄先生は言います。かといって、パフォーマンスがテキストよりも常に優位ということでもありません。能のテキストを丁寧に読むと、その〈作意〉や〈趣向〉を読み取ることができます。より深く作品世界を理解することが、能楽堂での新しい発見をもたらす……。その醍醐味をおぼえたら、能楽鑑賞はやめられない!?

観劇 2019年11月24日(日)13:30開演
会場:金剛能楽堂(京都市上京区)

プレレクチャー「能の〈作意〉と〈趣向〉を考える〜『江口』を巡って」
2019年11月19日(火)19:00-21:00 
会場:アンダースロー(京都市左京区)
 
3 林定期能『忠度』『春日龍神』 ナビゲーター:藤田隆則

シテの台詞を地謡が謡う? ワキも地謡の一員だった? 日本伝統音楽研究センターの藤田隆則先生によると、現在「地謡」と呼ばれている多人数合唱の歴史を紐解くと、演出により声の主体が変容しているのがわかると言います。鑑賞する『忠度』を題材に、声の主体の変容とはどういうことかを具体的に考察します。今後、能を見るときにはそれが「誰の声」なのか、気になるかも!?

観能 2019年12月8日(日)12:30開演
会場:京都観世会館(京都市左京区)
 
プレレクチャー「能の音楽的基盤〜声と主体の変容」
2019年12月3日(火)19:00-21:00 
会場:アンダースロー(京都市左京区)

 

▶ BDT凱旋公演!『ワーニャ伯父さん』7/27-29&8/6-8 @アンダースロー


 
地点が長い旅が終わる7月下旬、久々にアンダースローにレパートリーが戻って来ます! ボリショイ・ドラマ劇場(BDT)での上演も好評だったこの作品は、2018年に『シベリアの旅』からのテキストを引用して再創作されました。いわば、『シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!』の前身ともなった作品です。去る6/12-13に行われたボリショイ・ドラマ劇場での上演では、関係者に向けた公開ゲネプロが行われ、所属俳優たちがこぞって見に来てくれました。自らも演じた経験があるであろう、戯曲を知り抜いた玄人で埋め尽くされた客席は爆笑の渦に…。得難い経験をした作品が本拠地アンダースローに帰ります。どうぞお楽しみに!

『ワーニャ伯父さん』

作:アントン・チェーホフ
演出:三浦基 
出演:安部聡子 石田大 小河原康二 窪田史恵 小林洋平 田中祐気

▷日時:
2019年
7月27日(土)20:00 
7月28日(日)20:00
7月29日(月)20:00

8月6日(火)20:00 
8月7日(水)20:00
8月8日(木)20:00

 開場は開演の30分前、上演時間は約80分

▷会場:アンダースロー 京都市左京区北白川久保田町21地下 地図はこちら
▷料金:一般3,000円 学生2,000円
▷予約:WEB予約もしくはTEL 080-6189-9226


 
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