今年の夏の計画は立ちましたか？
楽しい夏休みが待ち遠しいですね。
 
さて、今月から3回に分けて、お子様のむし歯予防についてのお話をします。
以下の３つについて、項目ごとにわかりやすく解説します。
1、歯磨き
2、食べ物・飲み物
3、歯科医院でのむし歯予防処置


1、歯磨き 
乳幼児期から学童期にかけての歯磨きとその道具について解説します。

 
と順番に磨いていくと、磨き残しを防ぐことができます。
最後は、大人の方が仕上げ磨きをしてあげてください。
 
≪なるべく小さなうちから歯磨き習慣をつける≫
乳歯が生えそろい、着替えやトイレなどのトレーニングを始めるころから、歯磨き習慣もつけましょう。
歯ブラシは子ども用の小さなものを使います。歯ブラシのパッケージに対象年齢が書かれているので参考にしてください。
 また、たのしんで歯磨きができるよう、好きなキャラクターの歯ブラシを使う、親しみやすいデザインのタイマーを使うなど工夫をして、歯磨きをすすんでしたくなるような演出を施すことも大切です。


学童期：年齢にあった歯ブラシ、歯磨き剤、デンタルフロス

学童期は、乳歯から永久歯に生え変わる時期です。この時期の子どものお口の中は、揺れている歯、歯の抜けた部分、生えている途中の歯といったように、でこぼことしています。さらに、生えたての歯は、とても弱くすぐにむし歯になってしまいます。
このように、学童期の子どもたちの歯は、これから一生使い続けていくたいせつな永久歯が生えてくる時期であるにもかかわらず、むし歯になりやすい環境にさらされています。それゆえ、普段の歯磨きがとても大切になります。
 
左の上の奥歯から上の前歯、右の上の奥歯から左の下の奥歯と、ぐるっとお口を一周して左の下の奥歯
と順番に磨くことに加え、
　・低い歯の頭の部分
　・歯の裏側
にもきちんと歯ブラシを届かせ、汚れを落としましょう。
歯科医院で、この時期に合った歯磨きの仕方を教わって、毎食後の歯磨き習慣をつけましょう。
デンタルフロスも小学生から使い始めることが、生涯を通してのむし歯・歯周病予防になります。

私たちは歯科医院として常に心掛けていることがあります。
歯科医療の最新の知識と技術を常に提供できること、
安全であること、
歯科治療の受けやすい雰囲気を院内で作ること、
そして、いつでも皆様が助けを必要としている時に即座に対応できること。

確かな知識と高度な技術で皆様の歯、お口の健康を守ります。

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