京都は梅雨明け、本格的な夏が始まりました。北白川は蝉時雨、毎日スコールのような夕立ちが降ります。皆様いかがお過ごしでしょうか。
長旅から戻った地点、アンダースローでの創作活動も緩やかに再開しています。明日からは久々のレパートリー公演、皆様のご来場を"本拠地"にて、お待ちしております！
▶ 明日から開幕！ チェーホフ作『ワーニャ伯父さん』！
アンダースローでの上演はお正月公演以来、半年ぶり。この間に、地点は『シベリアへ！シベリアへ！シベリアへ！』を制作し、『三人姉妹』を横浜で再演しました。同じ作家のさまざまな言葉を通過したことで、慣れ親しんだ台詞がまた深まり、繋がり、広がっていく……そんな体験がきっとできるだろうと私たち自身期待しています。地点の作品は何度見てもおもしろい、と言われるのはなによりの褒め言葉ですが、何度もくりかえし上演できることもレパートリーの醍醐味です。真夏のワーニャ、これ如何に！？ 皆様のご来場をお待ちしております！
『ワーニャ伯父さん』
作：アントン・チェーホフ 翻訳：神西清
演出：三浦基
出演：安部聡子 石田大 小河原康二 窪田史恵 小林洋平 田中祐気
▷日時：2019年
7月27日（土）20:00
7月28日（日）20:00
7月29日（月）20:00
＝
8月6日（火）20:00
8月7日（水）20:00
8月8日（木）20:00
開場は開演の30分前、上演時間は約80分
▷会場：アンダースロー 京都市左京区北白川久保田町21地下 地図はこちら
▷料金：一般3,000円 学生2,000円
▷予約：WEB予約もしくはTEL. 080-6189-9226
▶ 追加公演決定！！ 地点の永遠の代表作『三人姉妹』初の京都公演！
横浜公演の熱気をそのまま携えて、真夏の京都で初めて、『三人姉妹』が上演されます。
四人のインテリ女性と軍人たち。モスクワと亡き父への焦がれる思い、知性の敗北、決して満たされることのない愛。それでも生き続けなければならない人間の持て余された人生たちが、そのまま運動量に変換され、場に充満する……。
〈地点のチェーホフ〉の全てはここから始まったと言って過言ではありません。8月26日（月）15:00に追加公演も決定しました。満を持しての京都公演、見逃す手はありません！！
『三人姉妹』
作：アントン・チェーホフ 翻訳：神西清
演出：三浦基
出演：安部聡子 石田大 伊東沙保 小河原康二 岸本昌也 窪田史恵 黒澤あすか
小林洋平 田中祐気
舞台美術：杉山至
衣裳デザイン：コレット・ウシャール
照明デザイン：藤原康弘
音響デザイン：徳久礼子
舞台監督：小金井伸一
技術監督：堀内真人
宣伝美術：松本久木
制作：田嶋結菜
▷日時：2019年
8月22日（木）19:30
8月23日（金）19:30
8月24日（土）19:30
8月25日（日）15:00
8月26日（月）15:00【追加公演】
▷料金 全席自由／入場整理番号付
一般 前売3,800円 当日4,300円
学生 前売・当日共 3,000円
▷会場：京都芸術センター 講堂
京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
TEL. 075-213-1000（10:00～20:00 ※臨時休館があります）
▷チケット取扱：
▽地点 https://chiten.theshop.jp
▽京都芸術センター 窓口 （10:00～20:00 ※臨時休館があります）
▽ローソンチケット TEL. 0570-000-407（10:00-20:00 Lコード不要）
http://l-tike.com/chiten-3nin
ローソン・ミニストップ店内Loppi ［Lコード：51860］
演劇最強論-ing（手数料無料、チケット代のみで購入可）http://www.engekisaikyoron.net/
▽チケットぴあ TEL. 0570-02-9999 http://pia.jp/
［Pコード：493-972 8/26追加公演のみ 496-657］
▶ 締切間近！ 観劇観能エクスチェンジ・プログラム2019
まだまだ先だと思っていた7月31日（水）の締め切りもいよいよ来週に迫ってきました。盛りだくさんの内容、詳細はこちらでチェック！ 今年は単発の参加も随時受け付けます。夏から冬にかけて、劇場や能楽堂に通いましょう。皆様のご応募、お待ちしております！
現代演劇
１ 地点『三人姉妹』 ナビゲーター：中村唯史
観劇：2019年8月22日（木）〜25日（日）のいずれか 開演19:30（8/25のみ15:00）
会場：京都芸術センター（京都市中京区）
ポストレクチャー「ロシアの文化とチェーホフ劇―〈銀の時代〉からソ連期まで―」
2019年8月31日（土）19:00-21:00
会場：アンダースロー（京都市左京区）
２ 地点『ハムレットマシーン』 ナビゲーター：飯島雄太郎
観劇：2019年10月24日（木）〜31日（木）のいずれか 開演時間未定
会場：THEATRE E9 KYOTO（京都市南区）
ポストレクチャー「翻訳空間としての劇場」
2019年10月26日（土）時間・会場未定 ゲスト：秋草俊一郎
３ KUNIO『グリークス』 ナビゲーター：森山直人
観劇：2019年11月10日（日）10:30開演（予定）
会場：京都芸術劇場春秋座（京都市左京区）
ポストレクチャー「ギリシア悲劇と現代日本」
2019年11月12日（火）19:00-21:00
会場：アンダースロー（京都市左京区）
能楽
１ 道の会『屋島』『石橋』ほか ナビゲーター：田茂井廣道
観能：2019年10月19日（土）11:00開演
会場：京都観世会館（京都市左京区）
プレレクチャー「能楽師の修行のプロセス〜〈披き〉という仕組み」
2019年9月30日（月）19:00-21:00
会場：アンダースロー（京都市左京区）
２ 金剛定期能『江口』『大蛇』 ナビゲーター：天野文雄
観劇：2019年11月24日（日）13:30開演
会場：金剛能楽堂（京都市上京区）
プレレクチャー「能の〈作意〉と〈趣向〉を考える〜『江口』を巡って」
2019年11月19日（火）19:00-21:00
会場：アンダースロー（京都市左京区）
３ 林定期能『忠度』『春日龍神』 ナビゲーター：藤田隆則
観能：2019年12月8日（日）12:30開演
会場：京都観世会館（京都市左京区）
プレレクチャー「能の音楽的基盤〜声と主体の変容」
2019年12月3日（火）19:00-21:00
会場：アンダースロー（京都市左京区）
▶ 三浦基演出『幸福はだれにくる』あいちトリエンナーレ参加決定！
今年3月に好評だった舞台が早くもあいちトリエンナーレに帰ってきます！ 原作は『森は生きている』でもおなじみのロシアの児童文学者サムイル・マルシャークの戯曲。だれかに不幸をなすりつけなければ幸福になれない？ 繰り返される問いかけ、メディアアーティスト・クワクボリョウタの影を用いた幻想的な舞台に、誰もが誘われます。夏休みに、ぜひ小さなご友人やご家族といっしょにお出かけください！
劇団うりんこ『幸福はだれにくる』
名古屋公演 https://aichitriennale.jp/artwork/A63.html
▷日時：
8月16日（金）19:00★
8月17日（土）11:00 / 15:00◎
8月18日（日）11:00 / 15:00◎
★ポストトークあり 出演：亀山郁夫（ロシア文学）、三浦基
◎託児サービスあり
▷会場：愛知県芸術劇場小ホール
▷料金：一般 3,000円 U25 2,000円 U18 1,000円
豊田公演 https://aichitriennale.jp/artwork/T60.html
▷日時：
9月21日（土）14:00
9月22日（日）11:00
▷会場：豊田市民文化会館大ホール
▷料金：一般 2,500円 U25 1,500円 U18 1,000円
▶ 速報！ 最新作『ハムレットマシーン』10/24-31 @THEATRE E9 KYOTO
地点の次なる新作はハイナー・ミュラー作『ハムレットマシーン』！わずか15ページ、上演不可能とも言われるテキスト、新たな作家との出会いは地点にどのような変化をもたらすのでしょうか…… どうぞ期待してお待ちください！ なお、本作は京都・東九条に新しくオープンしたTHEATRE E9 KYOTOでの上演となります。チケット発売は8月下旬を予定、詳細はまもなく地点WEBサイトにて発表いたします。
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