深層学習ベースのAIオーディオ・プラグインのプラットフォーム「Neutone」をリリースしました！ 本プラットフォームは、リアルタイム音響処理モデルをホストするだけでなく、AI研究者・開発者・アーティストを繋ぐコミュニティとしての役割を担います。音楽制作においてこれまでアーティストやクリエーターにとっては敷居の高かった​​最新のAIモデルの活用を、​​汎用的なプラグインを通じて通常の創作プロセスに導入することができます。また、AIの研究者やエンジニアは新規に開発したモデルをNeutone SDKでラップして公開することで、簡単に共有することできます。本プロジェクトは、研究者・開発者の世界とアーティストの世界をシームレスにつなげることで、AIを用いた新しいサウンドや音楽の創造に寄与することをビジョンとしたプロジェクトです。リリース詳細はこちら。

We released Neutone, a platform for deep learning-based AI audio plugins! This plugin hosts real-time audio processing models and serves as a community connecting AI researchers, developers, and artists. Artists and creators can use the latest AI models in music production through universal plugins, which has been difficult for them until now. It enables artists to easily integrate AI powered tools into their creative process. In addition, AI researchers and engineers can easily share newly developed models by wrapping them in the Neutone SDK and publishing them. The vision of this project is to contribute to the creation of new sounds and music using AI by seamlessly connecting the world of researchers and developers with the world of artists. Click here for release details.

• AIは音楽を変えるか? リアルタイムの音色合成/音響処理を可能にするAIプラグイン・プラットフォーム『Neutone』の紹介 by Nao Tokui
  先日リリースされ、アーティストや音楽AIに関わる研究者やエンジニアの間で話題となっている『Neutone』の企画が生まれた背景を、AIと音楽の歴史に触れながら徳井が語っています。
   
• 「2121年 Futures In-Sight」展に寄せて by Shoya Dozono
  5月22日まで21_21 DESIGN SIGHTで開催されていた「2121年 Futures In-Sight」展で展示をしたQosmo×朝日新聞社メディア研究開発センターとのコラボレーション作品『Imaginary Dictionary』について、作品の制作経緯や背景についてご紹介しています。