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自己紹介をお願いします。
家具職人・鈴木岳人です。
シンプルでかっこいいですね。芸術に関わる幼少期の原体験はありますか?
小さい頃から絵を描くことが好きでした。カブトムシの絵が入賞した時の嬉しさは今も覚えています。中学校ではエイリアンを描いたりしましたね。(笑)
大学で専攻した芸術科では何を学びましたか?
最初は片っ端から色んなことを学びました。油絵、彫刻、芸術の論理、現代アートなどです。
大学卒業後は展示空間のデザイン会社に勤務されたのですね。
そうです。実は就職活動で他のメーカーを受けましたが採用されず、学生時代のアルバイト先に就職しました。学校では空間デザインを学んでいたわけではないですが、既にアルバイトを通して学んでいたので。
デザインした展示空間とは実際どんなものでしたか?
ほとんどが仮設の展示空間でした。例えば、モーターショーのブース施工などです。その後3年ほどで退職し、学生時代から興味があった海外への留学のため3か月間アイルランドの語学学校に通いました。
なるほど、なぜアイルランドを選んだのですか?語学学校で選ぶ国は他にもありそうですが。
そもそもアイルランドのカルチャーに惹かれたからだと思います。音楽、芸術、そして歴史ある文化が根付く国。そして街中に音楽が鳴り響く場所なんですよね。アイリッシュパブではいつも誰かが音楽を弾いていて、お客はお酒を飲みながら音楽を聴く。そんなカルチャーに魅せられました。

3か月の滞在中は、首都ダブリンと、飛騨古川と同規模のゴールウェイという街に住みました。ゴールウェイでは、迷路の様に入り組んだ本屋に通ったり、海岸に友人と集まりギターを弾きお酒を飲んだり。そんな時間を過ごし小さな街の魅力に気づかされました。

そこで出逢った友人と一緒に、アイリッシュハープをつくる工房を見て回る機会があり、木工や職人の文化に衝撃を受け強く魅了されました。

北欧が木を使いモノづくりをする文化を持つと知ったのも、北欧出身の学生が多かったゴールウェイでの滞在を通してです。その後留学先フィンランドでは楽器の修復に関わることにもなりました。
アイルランドから帰国後、まず日本で仕事をされましたが、まだこの時点ではモノづくりは始めていなかったのですか?
そうですね。まだモノづくりができるタイミングではないと思い約3年間店舗デザインの仕事をしました。そこでは職人がいる現場に行く機会が多く、よく職人のお手伝いをしていました。それが喜びでしたが、会社の社長には本業のデザインに戻るようよく叱られていました。(笑)
そして徐々にモノづくりがしたいと思うようになりました。何でこんな面白いことを自分がしていないんだ、って。
次回のco-ba magazine 【鈴木岳人さん Part2】
モノづくりに魅せられて・フィンランド留学へ
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