オアフ島での一戸建住宅の販売成約件数は 63.3% 増加し、コンドミニアムの売上高は昨年の同時期と比較して 135.4%の大幅な 増加が見られました。不安定なパンデミックが続く中、静まり返った昨年同時期とは対照的に、2021 年 5 月は一戸建住宅の価格の中央値が $978,000 まで上昇。2021 年 3 月に記録していた過去最高額の中央値$ 950,000 を突破。
 

一戸建住宅の販売市場での契約入りまでかかる平均日数は 8 日間、コンドミニアム市場での契約入りまでかかる平均日数は 12 日間と、両市場にて過去最短の平均日数を記録しました。 また、5月の新規売出物件数は、一戸建住宅は430 件、コンドミニアム・タウンハウスは 683件不動産売買市場に出ております。昨年比 一戸建住宅は24.6% 増加、コンドミニアムも 34.2% 上がりました。新規売出物件数は増加しているものの、市場に新しく出た物件の61% (コンドミニアムは51%)の物件は 、5月末までに既に売却、または契約(エスクロー)入りしております。
 

ホノルルREALTORS®シャノン・ヘブン理事会長は「不動産市場の急速なペースは衰える気配がなく、不動産に参入する買い手側は引き続き厳しい競争に直面しています。特に$800,000 未満の住宅は競争が激しい傾向にあります。不動産エージェントは買い手と話し合い、最も強力な入札・オファーを提出し、最良の住宅価格を提供できるようにしています。」と言及している。