2010年アンジュにて設立された小規模ドメーヌ。造り手セドリック・ガローは樹齢の古いとてもよいぶどう畑を手に入れ、すべてのキュヴェ亜硫酸無添加でワインを造っております。
今回、そのガローヴァンから熟成して飲み頃となったワインをご案内します。
ロゼ・ペティヤンは普通瓶内発酵が数か月と短いものが殆どですが、ガローヴァンでは2年近くも瓶内発酵熟成させておりますので、エレガントさが際立っているのが特徴です。しかしながら2014年ヴィンテージはカベルネ・フランが主体であったため極度の還元状態に陥り、何年もの間還元が取れませんでした。時たま試飲してはまた寝かせる、という作業が続いておりましたが、先月再び試飲したところ、還元がすっかり抜け、果実味豊かでとても美味しく変貌しておりました!
また、ガローヴァンのアンジュ赤のキュヴェはしなやかでとても美味しいワインで定評ありますが、今回’15を同時にご紹介させて頂きます。
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