CISV Journey #12 第Ⅲ部「21世紀のCISVと新たな歩み」 Ⅲ-2 「CISVの変革。そして未来へ。」 開催日時:2021年12月18日(土)20〜21時半 講師:大門樹久世さん、 ゲスト:平洋一さん、野田百合子さん 登録は下記URLからお願いいたします。 https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_G1m2SIutQoWpYC11zz0rqg CISVは言わずと知れた国際的な組織です。毎年様々な国でキャンプが開催され、ビレッジでは10ヵ国近い国の参加者が集まります。ではCISVは、どのように世界の国々と繋がっているのでしょうか?例えば毎年チームを派遣しているビレッジ。実はその派遣数には細かいルールや仕組みがあります。 今回のCISVJourneyはCISVJapanは国際的にどのように繋がっているのか。CISVInternationalとはどんな組織なのかを、現役や歴代の国際理事から解説いただきます。 また2020年は、CISVが70年の歴史の中で育ててきた、いくつかの国際プログラムが中止となり、組織変革が行われた年でした。これら変革はどのようなプロセスを経て決定されたのか。コロナで2年間国際プログラムが開催されなかったCISVに、この変革はどのような影響をもたらすのか。ゲストスピーカーと共に考えていきます。 70周年を迎えたCISV。この70年で人々の価値観や平和の意味は、少しずつ変わってきました。コロナ後の新しい世界で、CISVJapanは何を残し、どう変わっていくのか。これからのCISVについて、一緒に考えていきましょう。 講師からのメッセージ 「国際組織としてのCISV、どこまで知っていますか?どんな人が運営に携わり、これからどこに向かおうとしているのか、CISV国際の今と未来について、ゲストスピーカーを交えてお話します。海外のキーパーソンから届いたメッセージも紹介します!」
コロナ禍、2年目の夏。そろそろヒキコモリにもアキラメが入ってきて、イラダツことにも倦怠感を覚えてきた2021年7月の某日。CISVのウェビナー・チームの方からお声がけをいただき、私のCISV体験をお話しさせていただく機会をいただきました。 私のCISV初体験は1986〜87年、ニュージーランド、クライストチャーチへのインターチェンジ。自分が歳をとったことは自覚していたものの、いざ前世紀、80年代のあれこれを思い起こしてみれば、流れた歳月に感慨ひとしおで、おもわずZoomで録画されていることも忘れて、しばし呆然としてしまいました。 齢五十を超えて、またキャリアの転換期に達したのか、最近自分の履歴書の提出を求められることが多くなりました。20代のイギリス留学、資格取得を経ての実務経験、30代〜40代も引き続きその大半を香港、ニューヨークに過ごし、合計21年余りを海外で過ごしたことになります。 当然聞かれる「なぜ」という質問。自分の特異な経歴を、あたりまえに理解されるように答えることにいつも困難を覚え、自分の「わかりやすい」回答にも違和感を感じます。 今回、自分の大昔のCISVのルーツを披露し、それを理解してくれる皆さんに聞いていただけたことで、そのもどかしさがいっぺんに氷解しました。思春期にCISVに出会って以来、私の経歴は、CISVが教えてくれた「遠くの人と繋がることの喜び」そして「人と人を繋げる喜び」に突き動かされていたのだと。 奇しくもコロナのもとで発達したZoomというメディアを介し、はなればなれの人たちがバーチュアルに会した場で、そんな自分の思いに気がつけたのも、何かの縁かもしれないですね。 気がつけば、ロンドンで育った我が子も、まったく私とは無関係の縁をたどってCISV(ロンドン支部)に出会い、そこで育んだ友達のつながりに恵まれて成長しました。ついには親子のつながりまでCISVのお世話になっている現状。本当に感謝の思いでいっぱいです。 今回は、本当に素敵な企画にご招待いただき、ありがとうございました。
2021年11月13日(土)に、公益社団法人CISV日本協会の第23回理事会が行われました。 最近の理事会はコロナウィルスの感染拡大状況を鑑み、オンラインでの開催となっていましたが、当日は、全国的に感染状況が落ち着いていたこともあり、対面とオンラインを併用したハイブリッド形式で開催されました。コロナ禍において、オンラインの利便性と可能性を実感すると同時に寂しさも感じていましたが、会場の鹿島新館で久しぶりに理事の皆様とお会いして、ホッとするような暖かさを感じました。時代遅れな考えかもしれませんが、やはり直接会って話をするということは大切なことだと実感いたしました。 理事会の議題については、2021年度の事業報告や収支決算、次期理事の選任等、全て滞りなく承認されました。事業報告は、対面で行われるすべての国際プログラムが中止になったという、大変寂しい内容ではありましたが、一方で、国際事業のオンラインユースミーティングや、最後まで対面での開催可能性を模索し続け、最終的には緊急事態宣言の発令によりオンランで開催された国内ミニビレッジやユースキャンプなど、コロナ禍においても子供たちのCISV活動に参加する機会を失わせない為にご尽力いただき開催された事業の報告もありました。こういった状況下でも、出来ることを模索し活動を継続していただいた皆様に感謝申し上げます。 また、今期を以て理事を退任される理事の方からもご挨拶いただきました。そのご挨拶の中には、理事は退任するが、これまで同様にCISVの活動には協力をしていくといった心強いお言葉がありました。退任される理事の皆様、これまでありがとうございました。引き続きのご協力を、よろしくお願いいたします。 この冬、ヨーロッパではいくつかの国際プログラムが対面で開催される予定です。コロナウィルスの新たな変異株が流行の兆しを見せ、不安な要素はまだまだありますが、少しずつCISVも日常を取り戻しつつあります。次回の理事会では、全国から会場に集まった理事の皆様から、日常を取り戻したCISVが様々なプログラム実施、又は実施に向けた準備を活発に行っているという報告を聞くことができることを、楽しみにしてします。