【編集長からメッセージ】
政府から禁止されているのに、構わず花火と爆竹の鳴り響くベルギー。コロナにあっても、麗しの伝統は続いています。
深夜0時、年号が変わるその瞬間は、「おめでとー!」を叫びながら、街に繰り出した人々が、誰彼構わずキスをしてよいという伝統もありましたが、さすがにそれは自粛でしょうか。
家族と一緒に楽しく過ごした人も、一人静かに新しい時代を迎えた方も、新年の朝日に希望を感じるのではないでしょうか。
実際のベルギーは相変わらずの曇り空ですが、いやいや、いつものことじゃないですか。笑
2021年にはコロナは完全収束しているかな?と淡い希望をしながら1月にスタートした月刊ベルギー青い鳥。いやはや甘すぎる見通しでした。正直、ピンチもありました。
しかし、低空飛行と向かい風も、それはそれで楽しいものです。2022年も、やっぱり雨が降り、突風に翻弄されても大丈夫。気持ちだけでも明るく。大空に向かって紙飛行機でも飛ばす心地で臨みましょう。
この小さなプロジェクトを面白いと思って応援していただきました皆様、心より感謝申し上げます。ご支援なくしては、続けることはできませんでした。
かけがえのない人生の物語を、惜しみなく分かち合ってくださった巻頭インタビューの登場者たちに、拍手と喝采を!
人間の物語や、生み出された美しい作品を、楽しくシェアするのが青い鳥の一番大切な任務だと悟りました。(最近やっと・・・笑)
2022年、皆様も大切な任務を、楽しく高いレベルで挑戦してくださいませ。応援しております!
ご健康とご多幸を心より祈念して。
編集長 山本浩幸
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