2011年、お爺さんから受け継いだ1haにも満たないぶどう畑からスタートしたピエールは、新たなる境地へ次々と進化を続けている。2016年ヴィンテージでは、サヴォアの買い葡萄で造り出したキュヴェを、また新たに賃貸したマランジュのワインを造り出した!
マイナーな感のある”マランジュ”だが、ピエールの手に掛かると若いワインにも関わらず熟成感から生じる複雑なブーケや、とてもしなやかで柔らかい、まさにピノ・ノワールの魅力が存分に発揮された味わいとなっている。
新しい試みをしつつも、常に変わらない太い芯があるのもピエールの魅力!神髄は彼の手掛けるピノノワールだ。深い味わいの中に、いにしえより伝わるブルゴーニュらしさを感じるのは、ブルゴーニュの名門、”ドゥ・モンティーユ”や”マルキ・ダンジェルヴィル”で永く栽培を任され、ブルゴーニュのリアルな伝統を知り尽くしているからではないだろうか?
ピエールのワインの真価を、是非とも味わって下さい。
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