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ここみち便り:子どもは全部わかってる

 

こんにちは。

プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチの畑中景子です。

 

いよいよ12月ですね。

いかがお過ごしですか。

 

この週末は、開成学園の英語学校に登壇させて頂いていました。

中学3年生の希望者を対象に、丸1日英語で過ごす、という英語科の先生方の思いのこもった1日です。

ありがたいご縁で私はこれで7年目。

毎年とても楽しみにしている日です。

声をかけてくれたINSEADの同窓の友人と2人で、英語での講義を提供しています。

 

こちらの学校、勝手な印象ですが、良い意味で、生徒さんたちの自由に任されている校風だと感じています。

なので、生徒さんたちはそれぞれいろんな方向にとんがっています。

これは先生方が、生徒さんそれぞれを人として見て、信頼しているからこそ出来ること。その姿勢や関わり方、先生と生徒さんの関係性が素敵だなと思います。

信頼があるからの自由というのは、私の母校・慶應義塾女子高校にも共通するもので、その意味でも親しみを感じるところです。

 

今年は、内容を新しくして、今まで以上に、生徒さんたちの声を聴くことを意識しました。

こんな先の見えない時代、教えるよりも、彼らが今、何を感じているのかの方を聴いてみたい、むしろ彼らの方が見えているものがあるんじゃないか、と。

 

英語で話して伝わるのだろうか?なんて心配したのは、最初の年くらいでした。

 

毎年、語学力以上に、彼らのinsights(洞察)に驚かされます。

 

もう、未来は、この若くて尖ってる人たちに任せた方が良いような。

 

導くとかそういうのも、もはやちょっとおこがましい。

 

そういうinsightsやビジョンを何が挫くかといえば、偏った大人の言葉やものの見方、慣習、社会の仕組みなどです。

あるいはそれに洗脳された同世代や先輩の関わりである場合もあるかもしれません。

 

それは現実的じゃない、それはあなたがやるべきことじゃない、それをやっても意味はない、まだはやい、世の中はそんなんじゃない、ああした方がいい、こうした方がいい。

「助言」という言葉には、「あなたよりも私の方が知っている」という奢りの匂いも感じます。

 

私たち大人が今問われているのは、どれだけこの若い芽が出ることを妨害しないか、ということのような気がしてきます。

 

彼らの行動に口を出したり、手取り足取り教えるよりも、あるいは上や横からただじっと見守っているよりも、

大人は大人で自分の道を挑戦し続けている方が、若い世代にとっていろんな意味で良い影響と効果があるのではないか、と。

変わりゆく時代の中で、自分の道を見つけ、成長・変化し続けていく必要があるのは、どの世代であっても同じこと。

年齢に関わらず、この世の中を一緒に生きていく同志とも言えます。

 

講義で話すことは、結局いつも自分に返ってくる。

私は、今の日本、これからの社会で、世界で、何をしていくのかな。

そんな問いを自分に向けて、ふうん、、、と珍しく真面目モードになっています。

 

 

皆さまは、いかがでしょう。

今の世の中に居て、何に疼きますか?

 

 

では、今日も良い1日を!




◆今日の写真は、先月行った箱根から。
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畑中 景子

国際コーチ連盟認定プロフェッショナル・コーチ(PCC)
米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ(CPCC、https://www.thecoaches.co.jp
ザ・リーダーシップ・サークル認定プラクティショナー(TLCCP、https://leadershipcircle.com/ja/home/
ビガーゲーム認定トレーナー(https://www.biggergame-japan.com
web:https://coaching.cocomichi.club(面白く生きる!)
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