《アンダルシア・ナチュール四銃士》
今月はアンダルシア月間!
ラヴニールではいち早くスペイン・アンダルシアの新しい動きを察知し、3年前からTOP3軒の生産者を導入・ご紹介してきました。実はもう一軒ぷっ飛んだイカレタ生産者がいるのですが、、それはまたそのうちに!
で、面白い事に、みんなホント自然な造りだというのは共通なんですが、造り手の個性はもとよりそれぞれのワインの個性が全然違うんですよー
これが面白い!
どんな風に違うのかというと・・
①ムッチャーダ・レクラパール→【正統派】
ビオディナミを完璧に実践して、ものの見事にテロワールを表現!
②ルイス・ペレス→→→→→→→【原理派】
シェリーの起源を研究し、200年前の造り方をそのまま再現!
③ヴィニフィカテ→→→→→→→【自由派】
型に縛られず、自由に自分達のワインを自然体で造る!
④????(秘密)→→→→→→【芸術派】
自らをアーティストと言って憚らない、ぶっ飛んだヤツ!
ホント「アンダルシア」は面白い!
もう、やめられなくなってしまいました~
という事で、本日は「ヴィニフィカテ」。
どうぞお付き合いください!
👇👇👇👇👇
ヴァンナチュールの世界で、アンダルシアの
動きに目が離せなくなりました!
1900年代後半の工業化の流れで完全にテロワールの概念が消滅したアンダルシア地方ヘレス。そのヘレスに、30歳代の若手を中心に、テロワールに基づいた自然なワイン造りに帰ろうという動きがつい数年前から起こって来ました!
「ボデガ・ヴィニフィカテ」は、ミゲルとホセのゴメス兄弟によって運営されております。ボデガのあるサン・フェルナンドは、3200年前にフェニキア人が創った港湾都市カディス(ヨーロッパ初の都市と呼ばれている)から10km程南東へ進んだ海沿いに位置します。そのフェニキア人がアンフォラを用いたワイン造りをこの地にもたらしたと云われておりますが、ヴィニフィカテのゴメス兄弟は私たちは何も新しい事はしていない、2~3000年前に行われていたワイン造りを今再現しているだけだ、と語っております。
ヴィニフィカテは、一言で言うなら「海のワイン!」
はるか3200年前に地中海の東からカディスに伝えられたワイン造りに、想いが馳せられます。
海沿いのサン・フェルナンドで育ったゴメス兄弟は海の大自然が大好き。彼らのワインには常に汐の風味があり、白ワインは勿論赤ワインも含めて海の幸がとってもよく合います!ぜひ海の幸と合わせてお楽しみください~
|