<<Name>>さん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
awaiの佐藤草(さとうそう)です
4月の中盤も終わろうとしていますが、いかがお過ごしでしょうか?
トルコのイズミルはまだ最高気温が20度を下回る比較的涼しい日が続いています。「あったかい場所で過ごすぞ!」とトランクに詰めた洋服のほとんどは夏向けだったのですが、まだあまり活躍の機会はありません。
トルコにはイスラム教のモスクがたくさんあり、1日5回、礼拝の時間を告げる、アザーンと呼ばれる歌声が町中に鳴り響きます。
礼拝の時間は季節によって違うようですが、今朝、夜明けの礼拝を告げる歌声が鳴り響いたのは4時56分。トルコに来て、これまでとの様々な「違い」に段々と慣れてきましたが、こればっかりはまだ慣れません。
朝、歌声が流れる度にドキドキして目覚め、まどろみの中再び眠りにつく。なんてことを繰り返しています。
昼間にも、夕方にも歌声が流れますが、街ゆく人は何食わぬ顔。
ずっと身近にある「当たり前」は、空気のような存在になるのだなということを改めて実感しています。
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オランダ人のパートナーとの会話は相変わらずすれ違うことが多々あります。
この間は「she」という単語が指す人をお互いが違う人をイメージしていて、それで話がこんがらがるということがありました。
会話を続けることはできるけれど、なんとなくしっくり来ない。
そんなときは「あれ、私、何だかちゃんと理解できていない気がするんだけど」「あなたのその言葉は何を意味しているの?」ということを聞き直します。
そうすると、やっぱり、相手が意図することと自分が受け取っていることが違っていることが分かります。
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会話が上手くいかないとき、なんだか相手が元気がなさそうなとき、私たちは「私が悪いのかな」「相手にやる気がないのかもしれない」と、「どちらか」の責任にしてしまいがちです。
どちらかの責任という前提があると、それについて話をするのが怖くなったりもする。
そんなとき「わたしたち」の「会話」について会話ができるといいかもしれません。
私を責めるのでもなく、あなたを責めるのでもなく、今ここにある会話について感じていることを言葉にして、それを聞いて相手がどう感じるかも聞いてみる。
「今、私たちの会話ががどこかずれているように感じるけど、それを聞いてどう思う?」
「どうしたらもっと理解を深め合うことができるかな」
そんな風に「わたしたちのあいだにあるもの」にともに向き合うことで、私たちは会話そのものの新しい意味をともにつくっていけるようになるのではと思っています。
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