4月のオアフ島の住宅販売市場は好調なペースと販売数を継続
昨年の外出禁止令から1年、不動産活動が活発化
4月の一戸建ての売却成立数は51.2%増、コンドミニアム・タウンハウスの売却成立数は88%増と、それぞれ昨年と比べ大幅な増加。この変動は、昨年のパンデミック初期のショックと最初の外出禁止令によって引き起こされた2020年の不動産活動の低迷によるものです。
一戸建の半数以上の58.9%が、売り出し時の提示価格を上回って売却されております。一方、一戸建て住宅の高い需要により、売り出しから契約取引開始までの日数の中央値はわずか9日と抑えられています。
提示価格を上回って販売されたコンドミニアム・タウンハウスは30.9%増加、販売市場に出ている日数中央値は13日間と、2017年6月の最短を記録を再更新しました。
昨年4月と比較すると、新規に売りに出された一戸建ては58.3%増加しているものの、不動産市場に出回る数は35.3%減少。コンドミニアム・タウンハウス市場も同様に、新規売出物件数は60.5%増加しましたが、市場へ出回る数は17.6%減少しています。
ホノルルREALTORS®シャノン・ヘブン理事会長は「丁度1年前に始まったパンデミックは、オアフ島不動産市場のみならず、経済全体に影響し、売出物件数と売却件数が急激に減少しました。歴史的な低金利と持続的な需要、そして売出中の在庫数の少なさにより、現在の競争的な環境がオアフ島不動産市場で起こっています。」と言及している。