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中国都市ランキング
ニュースレター #53

Feb. 02. 2023

 このニュースレターは、東京経済大学の周牧之教授とお付き合いのある皆様、また関連のシンポジウムやセミナーなどイベントにご参加いただいた皆様を中心に、〈中国都市総合発展指標〉に関連する最新の研究成果や議論をお届けいたします。随時の配信となります。どうぞご高覧ください。


【講義】竹岡倫示:流転する国際秩序 ―パクスなき世界―

 
 東京経済大学の周牧之教授の教室では、リアルな学びの一環として第一線の経営者やジャーナリスト、官僚らをゲスト講師に招き、グローバル経済社会の最新動向を議論している。十数年来、日本経済新聞社の竹岡倫示氏は毎年のゲスト講義で世界情勢の最新動向を話してきた。2022年11月24日(木)の講義では、漂流する国際秩序、中国共産党大会のねらい、バイデン政権の国家安全保障戦略などについて解説した…
 
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南寧市: ASEANへのゲートウェイ中心都市 【中国中心都市&都市圏発展指数2020】第33位

 

 南寧市は、ベトナムと国境を接する広西チワン族自治区の省都である。現在、7区、4県、1県級市を管轄し、総面積は22,100平方キロメートル(岐阜県の面積の約2倍、北海道の約4分の1程度)である。南寧市は、悠久の歴史を持ち、チワン族を中心とした多民族が暮らす都市である。2021年現在、常住人口は約883万人で中国では35位である。第7回国勢調査(最新)のデータによると、市の人口は漢民族が48.6%を占め、少数民族の人口は51.5%、そのうち、チワン族は48.7%を占めている。

 南寧市は、トンキン湾の港湾都市である北海市に隣接し、ベトナムの首都ハノイと陸路でつながるなど、ASEAN諸国と地理的距離が近い。このためASEAN諸国との交流拠点として重要な役割を担っている。地域内総生産は約5,121億元(約10.2兆円、1元=20円換算)で、中国では51位である…

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