南寧市: ASEANへのゲートウェイ中心都市 【中国中心都市&都市圏発展指数2020】第33位
南寧市は、ベトナムと国境を接する広西チワン族自治区の省都である。現在、7区、4県、1県級市を管轄し、総面積は22,100平方キロメートル(岐阜県の面積の約2倍、北海道の約4分の1程度)である。南寧市は、悠久の歴史を持ち、チワン族を中心とした多民族が暮らす都市である。2021年現在、常住人口は約883万人で中国では35位である。第7回国勢調査(最新)のデータによると、市の人口は漢民族が48.6%を占め、少数民族の人口は51.5%、そのうち、チワン族は48.7%を占めている。
南寧市は、トンキン湾の港湾都市である北海市に隣接し、ベトナムの首都ハノイと陸路でつながるなど、ASEAN諸国と地理的距離が近い。このためASEAN諸国との交流拠点として重要な役割を担っている。地域内総生産は約5,121億元(約10.2兆円、1元=20円換算)で、中国では51位である…
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