西寧市:西部大開発の拠点都市【中国中心都市&都市圏発展指数2020】第52位
西寧市は、青海省の省都で、チベット高原の東玄関口として、中国西北部の中心都市である。現在、5区2県を管轄し、総面積7,660平方キロメートル(宮崎県と同程度)で、2021年における地域内総生産は、前年比8.1%増の1548.8億元(約3.1兆円、1元=20円換算)で、中国では188位である。
同市は、東西に細長い形をしており、南西部が高く、北東部が低い地形となっている。南は南山、北は北山に囲まれている。海抜2,261メートル(長野県・有明山の標高と同程度)の高原都市で、年間平均降水量は380ミリメートル、年間平均日照時間は約1,940時間、年間平均気温は7.6℃、最高気温は34.6℃、最低気温は-18.9℃で、寒暖差は激しい。夏の平均気温は17〜19℃と過ごしやすい…
|