ラサ市: チベット高原にある小さな中心都市 【中国中心都市&都市圏発展指数2020】第51位
ラサとは、チベット語で「聖地」を意味する。ラサ市は、チベット自治区の省都であり、同自治区の政治、経済、文化、科学の中心地であるとともに、チベット仏教の聖地でもある。同市は、中国南西部、ヒマラヤ山脈の北、チベット高原の中央にあり、ヤルン・ツァンポ川の支流であるラサ川中流域谷間の平原に位置する。平均標高は3,658メートル、世界で最も標高の高い都市の一つに数えられる。
ラサの気候は温帯高原気候に属し、冬は長く、夏は涼しく、最高気温は28℃、最低気温は-14℃、年間平均気温は約8℃であり、昼夜の温度差は大きい。新鮮な空気と豊富な日照量に恵まれ、年間日照時間が3,000時間を超えることから、「サンシャインシティ」とも呼ばれている。年間平均降水量は200〜510mmで、一般に6〜9月に集中的に降り、乾季と雨季がはっきりしている…
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