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中国都市ランキング
ニュースレター #54

Feb. 09. 2023

 このニュースレターは、東京経済大学の周牧之教授とお付き合いのある皆様、また関連のシンポジウムやセミナーなどイベントにご参加いただいた皆様を中心に、〈中国都市総合発展指標〉に関連する最新の研究成果や議論をお届けいたします。随時の配信となります。どうぞご高覧ください。


【フォーラム】和田篤也:戦略的思考としてのGXから地域共創を

 
 東京経済大学は2022年11月12日、学術フォーラム「供給サイドから仕掛ける地域共創の可能性」を開催した。南川秀樹元環境事務次官、中井徳太郎前環境事務次官、新井良亮ルミネ元会長をはじめ産学官のオピニオンリーダー16人が登壇し、周牧之ゼミによるアンケート調査をネタに、新しい地域共創の可能性を議論した。和田篤也・環境事務次官が開会の挨拶をした…
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ラサ市: チベット高原にある小さな中心都市 【中国中心都市&都市圏発展指数2020】第51位

 

 ラサとは、チベット語で「聖地」を意味する。ラサ市は、チベット自治区の省都であり、同自治区の政治、経済、文化、科学の中心地であるとともに、チベット仏教の聖地でもある。同市は、中国南西部、ヒマラヤ山脈の北、チベット高原の中央にあり、ヤルン・ツァンポ川の支流であるラサ川中流域谷間の平原に位置する。平均標高は3,658メートル、世界で最も標高の高い都市の一つに数えられる。

 ラサの気候は温帯高原気候に属し、冬は長く、夏は涼しく、最高気温は28℃、最低気温は-14℃、年間平均気温は約8℃であり、昼夜の温度差は大きい。新鮮な空気と豊富な日照量に恵まれ、年間日照時間が3,000時間を超えることから、「サンシャインシティ」とも呼ばれている。年間平均降水量は200〜510mmで、一般に6〜9月に集中的に降り、乾季と雨季がはっきりしている…

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