◎不動産・生活お役立ち情報
◆◇アメリカには不動産投資を考えている人が沢山いるの?◇◆
前号vol.11の予告通り、本日はどうしてアメリカでは不動産投資を考える人が多いのか。というお話をしたいと思います。日本では将来のための貯蓄というと「貯金」がまだ一般的でしょうか?額面割れのしない貯金はなんとなく安心感があります。でも毎年物価が上がるインフレの世の中では貯金したお金の価値は毎年下がって行きます。
ここに相場2,000ドルの家賃が見込める23万ドルの中古物件があったとします。投資物件の場合、通常20%の頭金とその他クロージングの費用に約5,000ドル程度掛かります。23万ドルx0.2+5,000ドル=51,000ドル
毎月2,000ドルの家賃が入り、ローン(元本、利息、固定資産税、保険)を支払うと500-600ドル程度のキャッシュフローが残るとします。3年貸すと500ドルx36=18,000ドル。51,000ドルのお金を3年間で18,000ドルの利息のつく定期に預けたようなものです。Vol.10でお話したようにアメリカの不動産価格は7~10年の周期で上下しながら、長期には右肩上がりで上がって行きます。3年貸したところで借主が退去されたとします。売却コスト(販売価格の約9%)を差し引いても利益が出るようであれば売却、キャピタルゲインも狙えます。
同じ51,000ドル、3年間貯金するといくらの利息がついているでしょうか?
実際には修繕費用などの諸経費が手元キャッシュフローから出て行きます。また、反対に不動産償却で節税効果があったりもします。でも、ざっくりとお話をするとこんな理由でアメリカには不動産に投資を考える方が多くいます。
不動産のご相談、個別にお伺いしています。ご質問、ご相談はこちらまで
solutions@nihongo-de-columbus.com
|
|